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戦争遺跡

このページではhushが撮影してきた戦争遺跡の写真を紹介していきたいと思います.


掩体壕

三重県鈴鹿市三畑町

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参考図 三重の戦争遺跡より

掩体壕(えんたいごう)は航空機を空襲から守る目的で設置された一種の格納庫です.

この掩体壕は旧日本陸軍北伊勢飛行場の誘導路付近に設置された幾つかの内の一つで、御覧の様に民家の納屋として使用されています.

写真は南側から撮影したもので、蒲鉾状に開いている入口の様なものは、資料によると内径の幅が7.5m、高さが2.2m、外径の幅が9.1m、高さが2.9mだそうですので、アーチ部分のコンクリート厚は30cmと言う事になります.

そして、その上と左右に広がっている丘状の建築物が掩体壕本体です.

同資料によると上空から俯瞰した形状は変形6角形で、幅が29.6m、奥行きが23.1mと言う巨大なものです.

反対側からも拝見させて戴きましたが、幅23m、高さ2.8mのほぼ長方形(正確には縁の部分が斜めにカットされた6角形)の開口部の中には車2台と農機具が点在しており、非常に広い空間でありました.

北伊勢飛行場は隣接する三重県亀山市能褒野(のぼの)町に1943年4月1日に開所した明野飛行学校(現在の陸上自衛隊明野航空学校)北伊勢分教所の専用飛行場として開設されたもので、滑走路等は戦後の開墾と工場(古河電工亀山工場)建設により大半が姿を消していますが、正門、格納庫、兵舎の跡が一部残されています.

この掩体壕もその数少ない遺構の一つとなるわけですが、資料によるとほとんど土に埋まっていたそうで、使用されるに至らなかったのではと推測されています.

なお、この掩体壕は非常に分かりにくい場所にあり、近くに行くまでそれとはほとんど分かりません.

2005年1月22日撮影


大砲

奈良県葛城市新庄町笛吹

笛吹神社境内

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日露戦争で捕獲したロシア製の加農攻守城砲.

(現在、問合せ中)


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