Ashizuri.足摺.あしずり.The Naval Data Base:近代世界艦船事典The Encyclopedia of World ,Modern Warships.

無料-出会い-花-キャッシング-アクセス解析

Down

Ashizuri.　　足摺.あしずり.

足摺級中型運送艦　特務艦足摺①　巡視船あしずり(1)　

[地名]足摺岬.

高知県土佐清水市南西端､足摺半島南端にあって東の室戸岬と土佐湾を隔てて対峙する四国最南端の岬.

花崗岩でできた隆起海岸で3段の海岸段丘が発達しツバキ､ウバメガシ､ビロウ､アコウ等の亜熱帯植物が繁茂する.

四国最南端である先端は高さ70mの断崖で高さ61mの灯台と四国88ケ所38番札所金剛福寺が位置する.

1945発表54映画化された田宮虎彦Tamiya Torahiko､1911-88の自伝的短編小説｢足摺岬｣で有名となり､観光地化されたこと等により65名称が足摺岬に変更されたが､元来は足摺崎であった.

1955.4/1付近94.3k㎡を足摺国定公園に指定72.11/10宇和海を追加指定し足摺宇和海Uwakai国立公園と改称された景勝地で愛媛県宇和海付近から高知県土佐清水市にわたる109.67k㎡がその範囲となっている.

1970.4/1土佐清水市街と岬を結ぶ足摺岬有料道路(黒潮ライン)12.5kmが開通.

別名蹉

Sada岬.

Down

日本足摺級中型運送艦

7951s8400nt

oa133.00pp126.00wl130.00x16.80x6.00m

D(三菱MAN)x2/2 6000bhp 16.0knt 燃料450t 5500nm/14knt

89式127/40mmAAIIx1+1=4 96式25mmMGIIx(1+1)=4

同型艦(2/1943)

足摺.塩屋.

IJN Ashizuri class oiler Ashizuri.

1940第2次追加(○臨)計画8000t型給油艦(航空機用揮発油運搬艦中型)第219-20号艦として41予算(2隻\2435.2万)により三菱重工長崎造船所で建造.

基本計画番号J28.

大型空母2隻からなる1ヶ戦隊に対して航空用ガソリン2320or23050t､爆弾､魚雷､弾丸､生糧品､真水､航空器材等880tを補給可能で機体やエンジンの整備可能.

艦中央部を全溶接計質油タンクとし外側に漏洩､誘爆防止にバラスト･タンク兼用の空所を設置.

20t電動クレーン(前檣)､5or15t(後檣)デリックを装備.

洋上横付用に鋼製浮舟(7x5.8x2.2m)の両側に飛行艇用タイヤを装着した防舷物x2を上甲板に搭載.

2檣1本煙突船首楼型.

Up---------------------------------Down

特務艦足摺

日本① 足摺級中型運送艦(1/2)

IJN Ashizuri class oiler Ashizuri. Illustrated by SUDO.

1940第2次追加(○臨)計画8000t型給油艦(航空機用揮発油運搬艦中型)第219号艦

41予算(2隻\2435.2万)により三菱重工業長崎造船所で884番船として7/8起工

42.3/1特務艦足摺と命名され横須賀鎮守府籍と仮定5/16進水7/10艤装員長栗林今朝吉(兵36)大佐

43.1/30栗林艦長(-10/10)の指揮下に竣工し横須賀鎮守府在役特務艦

2/10連合艦隊付属3/3神戸出港後バリクパパンへの輸送任務に従事/30徳山入港後横浜回航6/15佐世保出港後バリクパパンから軽質油を輸送

7/1シンガポール出港/4パレンバン入港8/18大阪入港/24.1400シンガポール出港後ヒ06船団を編制9/3.0930門司入港後徳山に回航/15門司出港後サ13船団を編制して航行中､荒天に遭遇/22シンガポール出港後誠心丸等とサ12船団を編成して門司へ航行中/25.1414新南諸島西鳥島(ファイアリー･クロスFiery Cross礁)の北方約110km(09ﾟ53'N/112ﾟ10'E)で霧島丸が被雷沈没後南に反転.2210魚雷4本を回避

10/10艦長佐々木喜代治(兵40)大佐/24.0700徳山出港後横須賀に回航11/4横須賀出港後門司に回航/10六連出港旭東丸等とサ17船団を編制/14高雄入港後馬公に回航/20門司出港後シンガポールより軽質油を輸送12/17長崎で修理に着手/20出渠/31姉妹艦塩屋と佐世保出港後ヒ29船団に合流

44.1/4.1600-/6.1315高雄寄港後塩屋､沖縄丸と海防艦佐渡等の護衛下に臨時M船団を編成し/9.1450-/10.1840マニラ寄港後臨時M船団は第36号哨戒艇に護衛され/13.1840-/14.0340タラカン寄港/15.1450バリクパパン入港/26沖縄丸とシンガポール入港2/2.1300シンガポール出港後海防艦干珠とヒ38船団を護送/8.1700-/9.1000高雄寄港/13.1430門司入港/19徳山入港後軽質油を揚陸/21門司出港後バリクパパン､マニラ､高雄､マニラ､バリクパパンに寄港しガソリンをサイパンに輸送3/30カロリン群島ヤップ島寄港

4/19-/22.0615マニラ寄港後ミ02船団を護送.1040第38号哨戒艇として/23.2000パラワン島Pagdanan湾入港/25.1200船団と分離.1925-/26.0800北ボルネオ島Marudu湾寄港.1755-/27.0915ボルネオ島Jesselton寄港/28.0045ブルネイ入港.1325ミリー入港5/12給油艦高崎とともに第1航空艦隊にガソリン3700klを輸送後サイパン出港

6/1高崎とヤップ出港後海防艦干珠に護衛されてバリクパパンへ航行中/5未明､タウイタウイ島(セレベス島メナド北方)沖のスル海南西部(06ﾟ33'N/122ﾟ55'E)で高崎とともにアメリカ潜水艦(SS268)パファーの発射した魚雷を受けて沈没

7/10除籍.