Down
Cleveland. クリーヴランド.
[地名]クリーヴランド.
オハイオ州北東部、エリー湖に注ぐカイヤホーガ川の河口部に発達した商工業都市.
全米10位、同州最大の都市.
鉄鋼、機械、金属等の重工業が盛んで、鉄鉱石と石炭の輸出港.
1796コネチカット州から派遣されワシントン麾下の将官を務めたこともある測量家クリーヴランドMoses
Cleaveland、1754-1806が建設、命名32スペルを新聞、雑誌等の奥付のスペースの都合、あるいはこの方が人名として一般的であるという理由で4字目のaを削除するよう変更1836市制54オハイオ・シティOhio
Cityを併合1904ユークリッド通りと105番街の交差点に世界最初の交通信号を設置.
クリーヴランド美術館やジョージ・セルの指揮で有名になったクリーヴランド管弦楽団で知られ、毎年4月にはクリーヴランド国際映画祭が開催される.
市内に11の大学、39の公園がありthe Forest City(「森林の町」)と呼ばれる.
同市の人口は50万5616人(1990)だが、周辺部を含んだ大都市圏人口は200万人を超過している.
アメリカ、メジャー・リーグ、クリーヴランド・インディアンズの本拠地.
アメリカン/クリーヴランド造船所American
Shipbuilding, Clevelandの所在地.
(41゚30'N/81゚42'W)
UpDown
アメリカ@ デンヴァー級防護巡洋艦(6/6)C19
1899.3/3計画承認されバス鉄工所で1900.6/1起工01.9/28進水03.11/2竣工し大西洋艦隊に編入
07アジア艦隊に編入
20.7/7砲艦(PG33)
21.8/8軽巡洋艦(CL21)
29.12/13除籍
30.3売却.
USS Denver class cruiser C19 Cleveland.
UpDown
アメリカ クリーヴランド級軽巡洋艦
10000st
oa185.95wl182.88x20.22x7.47m
T/4 ボイラーx4 100000shp 32.5knt 重油1507-2100t
11000nm/15knt
152/47mmIIIx2+2=12 127/38mmDPIIx1+(2+2)+1=12
40mmMGIVx4+IIx6=28 20mmMGIx10=10
航空機x4(カタパルトx2)
水線127甲板51砲塔163司令塔127mm
乗員1255(旗艦時1325)
同型艦(27+2+9+3/1942-6)
CL55 クリーヴランド.56
コロンビア.57
モントピーリア.58
デンヴァー.(59
アムスターダム>CVL22
インディペンディンス).
60 サンタ・フェ.(61
タラハッシー>CVL23
プリンストン).62
バーミンガム.63
モービル.64
ヴィンセンズ(exフリント).65
パサデナ.
66(>CLG7) スプリングフィールド.67(>CLG8)
トペカ.(76
ニュー・ヘヴン>CVL24
ベロー・ウッド>フランス、R97
ボア・ベロー).(77 ハンティントン>CVL25
カウペンズ).(78
デイトン>CVL26
モントレイ).
(79 ウィルミントン>CVL28
カボット>スペイン、R01
デダロ).80
ビロクシー.81
ヒューストン(exヴィックスバーク).82(>CLG6)
プロヴィデンス.83
マンチェスター.
(84 バッファロー).(85
ファーゴ>CVL27
クラウン・ポイント>ラングレー>フランス、R96
ラ・ファイエット).86
ヴィックスバーク(exシャイアン).87
ダルース.(88
--).
89 マイアミ.90
アストーリア(exウィルクス・バール).91(>CLG5)
オクラホマ・シティ.92(>CLG4)
リトル・ロック.93(>CLG93>CLG3)
ガルヴェストン.
(94 ヤングスタウン).(99
バッファロー>CVL29
バターン).(100
ニューアーク>CVL30
リプライザル>サン・ジャシント).101
アムスターダム.102
ポーツマス.103
ウィルクス・バール.
104 アトランタ.105
デイトン.106
ファーゴ.107
ハンティントン.(108
ニューアーク).
(109 ニュー・ヘヴン).(110
バッファロー).(111
ウィルミントン).(112
ヴァレーホ).(113
ヘレナ).(114
--).
(115 ロアノーク).(116
タラハッシー).(117
シャイアン).(118
チャタヌーガ).
US
Cleveland class light cruiser
(CL62) Birmingham.
クリーヴランド級軽巡洋艦に寄せて
条約明け後の1938年5月、アメリカはヴィンソン海軍法を成立させ、10ヶ年計画で大量の艦艇を就役させることになった.この中には6000t型防空巡洋艦、10000t型軽巡洋艦、13600t型重巡洋艦計41万2500tを含んでいたが、この防空巡洋艦がアトランタ級、重巡洋艦はボルティモア級であり、軽巡洋艦がクリーヴランド級である.
クリーヴランド級の当初計画は、基準排水量8000t、152mm連装両用砲5基10門と言うアトランタ級の拡大改良型とも言える防空巡洋艦であった.しかし、同砲の開発が間に合わなかったため旧来のMk16、47口径152mm砲が採用され、最終的に対空、対水上兼用の汎用大型軽巡洋艦として、基準排水量10000tで設計がまとめられた.
基本的にはブルックリン級の最終発展型として2隻が建造された改ブルックリン/セント・ルイス級軽巡洋艦の改良型で、船体・主機ならびに防御方式は、若干幅が広い以外、ほとんど差異はない.機関のシフト配置や魚雷発射管の撤廃等、前級を踏襲しており、水上偵察機も同じく4機を搭載した.ただ、主砲塔1基を減じて152mm砲3連装4基12門となった点が大きく異なっており、代わりに38口径127mm連装両用砲を前後中心線上に各1基を増備していた.
アトランタ級防空巡洋艦の主砲にも採用された同砲は、第2次世界大戦時のアメリカ海軍の対空砲の中心となったもので、先の2基に加えて、セント・ルイス級と同じく両舷に各2基の計6基12門、すなわちアトランタ級後期艦と同数を装備していた.さらに、ボフォース40mm機銃を4連装4基、連装6基、計28門と20mm機銃単装10基10門を装備しており、艦隊に有力な対空砲火を提供していた.本級はブルックリン級より砲撃力が少ないように思われるが、第2次世界大戦における最も有力な軽巡洋艦の一つとなり、総合的なバランスの上では非常な強力艦であったと言える.
しかし、本級の最大の特徴は、その建造隻数の多さであろう. 1940計画で34隻、41計画で2隻、42計画で5隻、合計で41隻が計画されたのである(別資料では40年4、41年32、42年16計52隻となっているが、これは改クリーヴランド/ファーゴ級軽巡洋艦を含んでいる).うち3隻は建造または計画中止となり、9隻がインディペンディンス級軽空母に船体を流用され、最後の2隻をトップ・へヴィーだった傾向を改善した本級の改良型である改クリーヴランド/ファーゴ級軽巡洋艦として竣工させた.したがって本級の完成艦は27隻の多くにおよび、タイコンデローガ級イージス巡洋艦と並んで巡洋艦の最多建造記録となった.しかも、うち25隻は戦争中に竣工しており、対空直衛ならびに前進部隊の主力として非常な活躍を見せた.アメリカの工業力の勝利であった.
1番艦クリーヴランドは1942年6月15日ニュー・ヨーク/キャムデン造船所で同級中最初に竣工、その直後の8月12日、チェサピーク湾で新型信管のテストを実施した.VT信管と呼ばれるそれは電波を発し、目標から戻ってくる電波のドップラー効果により炸裂すると言うものであった.したがって、従来のように時計を用いて滞空時間で爆発させる必要がなく、目標の近くにたどり着くだけでよかった.事実、このテストでクリーヴランドは目標機3機全ての撃墜に成功しており、翌年1月、太平洋戦線で実用に供されるとともにVT信管は絶大な威力を発揮した.特に本級の装備する充実した対空火力は空母輪形陣の中心として所期の目的を達成、その主砲等は陸上砲撃や艦船攻撃に効果をあらわした.
1947年、クリーヴランドは予備役に編入され1960年に解体された.1隻の戦没艦を出す事も無く戦争を乗り切った姉妹艦の多くもほぼ同様の運命をたどった.ジェット機の時代となり、本級の装備する対空火器では能力不足と判断されたのである.しかし、1万tと言う船体の大きさと艦齢の若さは次代の対空兵器となったミサイルのプラット・フォームとして有用であると考えられ、6隻がガルヴェストン級ミサイル軽巡洋艦、改ガルヴェストン/リトル・ロック級ミサイル軽巡洋艦としてタロスまたはテリア対空ミサイル搭載艦として使用された.また艦隊旗艦としても有効であると言う事で、うち4隻に旗艦設備が設けられた.1979年、揚陸指揮艦(LCC19)ブルー・リッジと交代するまで、60年代から数次にわたって第7艦隊旗艦となり、日本でも馴染みのあったミサイル軽巡洋艦(CLG5)オクラホマ・シティはその1隻である.
改造されなかったものは1970年に除籍された(CL65)パサデナを最後に姿を消し、改造艦も70年代には除籍された.海外に引き渡された艦はなかったが、インディペンディンス級軽空母に改装された艦のうち、フランスに2隻、スペインに1隻が引き渡され、スペインに引き渡されてデダロと改名したカボットは1998年まで使用された.本艦はアメリカに返還された後保存運動もあったが、21世紀になって解体された.これが、広義では本級の最後の艦だったのかも知れない.
US
Cleveland class light cruiser
(CL86)
Vicksburg, 27 Oct. 1945.
Up---------------------------------Down
アメリカ 改クリーヴランド/ファーゴ級軽巡洋艦
同型艦(2+11/1945-6)
106 ファーゴ.107
ハンティントン.(108
ニューアーク).(109
ニュー・ヘヴン).(110
バッファロー).
(111 ウィルミントン).(112
ヴァレーホ).(113
ヘレナ).(114
--).(115 ロアノーク).
(116 タラハッシー).(117
シャイアン).(118
チャタヌーガ).
US
Cleveland / Fargo class light cruiser
(CL106)
Fargo.
Up---------------------------------Down
アメリカA クリーヴランド級軽巡洋艦(1/27+2+9+3)CL55
US
Cleveland class light cruiser.
Illustrated by GUTS.
1940計画軽巡洋艦としてニュー・ヨーク/キャムデン造船所で7/1起工41.11/1進水42.6/15竣工
8/12チェサピーク湾でVT信管の発射試験を始めて実施し目標機3機を全て撃墜
43.3/6コロンバンガラ島沖で姉妹艦(CL57)モントピーリア等とともに駆逐艦村雨、峯雲を撃沈(ヴィラ・スタンモーア海戦)
44.5/20陸上砲台の砲撃により至近弾
45.2/17マニラ湾南岸のTernate地区を駆逐艦(DD450)オバノン、(468)テイラーとともに砲撃3/18第74任務部隊第2任務群第2任務隊を駆逐艦3隻とともに編制しイロイロに上陸する第40師団を支援
47.2/7予備役編入
59(#464)or60.3除籍
60.2/18売却解体.
US
Cleveland class light cruiser
(CL55) Cleveland.
UpDown
アメリカB オースティン級船渠型揚陸輸送艦(4/12+1)LPD7
1963.6/25計画承認され船渠型揚陸艦としてインガルス/パスカゴーラ造船所で64.11/30起工66.5/7進水67.4/21ノーフォークで竣工し太平洋艦隊に編入されサン・ディエゴに配備
73第78任務部隊に所属してハイフォン沖で掃海作業に従事
88.4第3艦隊旗艦を継承後アラスカで座礁したタンカー、Exon
Valdezから漏れ出した石油の浄化作業に従事
90-1湾岸戦争に参加
2011.9/30予備役編入.
US Austin class amphibious transport dock (LPD7) Cleveland.
USS
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