John F.Kennedy.ジョン･F･ケネディ.The Naval Data Base:近代世界艦船事典The Encyclopedia of World ,Modern Warships.

John F.Kennedy.　　ジョン･F･ケネディ.

[人名]John Fitzgerald "Jack" Kennedy､1917-63.

アイルランド系の裕福な実業家の次男としてマサチューセッツ州に生まれ1940ハーヴァード大学を卒業41海軍に入り43.8/1魚雷艇PT109を指揮中､ベラ湾で駆逐艦天霧に衝突されて沈没47マサチューセッツ州選出の下院議員選挙にWW2中に戦死した兄の代わりに出馬し29歳で当選53上院議員となり民主党に所属60共和党のニクソンRichard Milhous Nixon､1913-94を破って､史上最年少の43歳で(副大統領からの昇進としてはT･ルーズヴェルトの42歳のほうが若い)､アイルランド系､カソリック教徒としては初めての大統領に当選し第35代大統領としてニュー･フロンティアNew Frontier政策と呼ばれる積極的な施策を打ち出すとともに61ベルリン危機の解決62ソ連製ミサイルのキューバ持ち込みを阻止63部分的核実験停止条約締結に成功したが11/22ダラスで遊説中に銃撃されて死去後アーリントン国立墓地に葬られた.

たまたま､暗殺された当日､日本のTV局は最初の衛星中継による実験放送を行っており､このニュースは生放送で全国に伝えられた.

JFKというイニシャルだけで通じる程､国民に最も愛された大統領であり､暗殺されたダラスには記念碑があり､ニュー･ヨーク国際空港は彼の名が付けられている.

ケネディは幾つかの新しい提唱を行なったが､その中にはジョギングjoggingの発案というものもある.

1960ヨーロッパの若者の体力よりアメリカ人の体力の方が劣るという報告に衝撃を受け､主治医の進言によりジョギングを軍と国民に呼び掛け､自らも実践したが､当時のアメリカでは一般道で走るというのは一般的ではなく､追いかけられて仕方なくするものと思われていたので､奇異な目で見られがちであったものの､今日のアメリカでは､最も普通に行なわれている健康法であり､愛好者は2-3000万人に及ぶと見られており､この為､交通上の弊害が出て来ている場合もあり､州によっては走る場所を制限していることもある.

大都市では公園や周囲の歩道がコースになっているケースが多いが､ケネディ一族の根拠地であるボストンにはチャールズ川沿いに約24kmにも及ぶジョギング専用道が造られている.

→ケネディ.ジョセフ･P･ケネディJr.

Down

アメリカジョン･F･ケネディー級空母→改フォレスタル/キティー･ホーク級攻撃型空母.

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アメリカ① 改フォレスタル/キティー･ホーク級(後期型)攻撃型空母(4/4)CVA67

USS Forrestal / Kitty Hawk class aircraft carrier.

Illustrated by 巣田＠うぐぅ.

1963計画攻撃型空母としてニューポート･ニューズ造船所で64.10/22起工67.5/27進水68.1/23竣工

9/7大西洋艦隊に編入されノーフォークに配備

70.4/21ヴァージニア･ケープ近海で電気ショートにより出火9/25ヨルダン危機により空母(CV60)サラトガ､(62)インディペンディンスと合流

73.10/25中東戦争の勃発により地中海へ移動

74.12/1空母(CV67)

75.6/20放火により出火8/5着艦事故によりF14Ax1が水没11/22シチリア島東方112kmの荒天下を夜間演習中､ミサイル巡洋艦(CG26)ベルナップと衝突し巡洋艦の上部構造物が大破し乗員6名が死亡､ジョン･F･ケネディの乗員1名が死亡

76.9/14NATO演習に参加中､スカパ･フロー沖で洋上給油中の駆逐艦(DD881)ボーデロンが操艦を誤って衝突し駆逐艦が大破､艦上でタキシング中のF14A戦闘機1機が転落(11/15回収)

79.4/9ノーフォーク工廠で整備中､放火により死亡1名､負傷34名6/5小規模な火災事故が発生

81.12/3カリブ海でA7Eコルセアが着艦に失敗､死亡者2名､負傷者3名を出し､4機が損傷

82.1/4地中海､インド洋巡航の目的でノーフォーク出港2/3スエズ運河通過6/5スエズ運河を通過して地中海に展開7/5スペイン沖で荒天により乗員1名が行方不明7/14ノーフォーク帰港

83.9/27ゲーリー･F･ウィートレイ艦長の指揮下にノーフォーク出港後第3空母航空団を収容しスエズ運河経由でインド洋へ航行中10/23駐ベイルート､アメリカ海兵隊司令部で起きた爆弾テロにより原子力空母(CVN69)ドワイト･D･アイゼンハワーとともに第60任務部隊を編成しレバノン沖に展開11/8レバノン沖でジョン･スカル中佐､コール･オニール中尉の搭乗する第31戦闘飛行隊所属のF8クルセーダー戦闘機が墜落し両名が死亡/11オルリー･ライト少佐､デヴィッド･P･ジャンカルスキー大尉の搭乗するF14トムキャット戦闘機が墜落

84.5/2ノーフォーク帰投

86.8/18-87.3/3地中海巡航

88.3/24フロリダ半島沖約260kmで演習中､水中で爆発事故を起こした潜水艦(SS582)ボーンフィッシュの乗員を救助

89.1/4リビアのミグ23戦闘機2機を搭載のF14トムキャット戦闘機が撃墜10/7発艦直後のS-3Aが墜落.11中旬､F14とS-3A各1機が事故により墜落し乗員6名中､3名が死亡

90.8/2イラクのクウェート侵攻/8同併合により(湾岸危機)/15アメリカ第4番目の空母機動部隊としてCVW3(F-14x2､A-7Ex2､A-6Ex1飛行隊)を搭載し原子力ミサイル巡洋艦(CGN40)ミシシッピ､ミサイル巡洋艦(CG51)トーマス･S･ゲイツ､(56)サン･ジャシント､駆逐艦(DD980)ムースブラッガー､ミサイル･フリゲート(FFG58)サミュエル･B･ロバーツ､高速戦闘支援艦(AOE3)シアトル､戦闘給糧艦(AFS2)シルヴァニアとともにノーフォーク出港(アメリカ空母中､A7を使用した最後の戦闘航海)/22ドワイト･D･アイゼンハワー空母機動部隊と交代して地中海入り9/14スエズ運河を通過.10末地中海

91.1紅海で作戦

92.10/7第3空母航空団(CVW3=VF14､32､VFA37､105､VA75､VAW126､HS7､VAQ130､VS22)を搭載してノーフォークを港/22空母(CV60)サラトガを中心とする戦闘群と交代して地中海に展開11/3ナポリ出港

93.1/19ミサイル巡洋艦(CG55)レイテ･ガルフ､(64)ゲティスバーグとともにナポリ寄港後地中海北東部に到着3/1ボスニア･ヘルツェゴヴィナ内戦による救援物資空輸支援の目的で艦艇7隻とともにアドリア海に展開9/13ミサイル･フリゲート(FFG59)カウフマン等とノーフォーク出港後フィラデルフィア工廠に回航され原子力空母(CVN65)エンタープライズと交代して包括修理(COH)開始(同工廠での最後の修理艦)

94.10/1予備役部隊(NRF)に編入

95.9/15再就役しメイポートに配備されるとともに発着艦訓練任務に従事

2000.10現役復帰

99.1-2002.2SLEP改装実施の予定

2001.9/11同時多発テロの発生により洋上からの再攻撃に備えて原子力空母(CVN73)ジョージ･ワシントンとともにニュー･ヨーク沖に展開(Noble Eagle作戦)

02.2ミサイル駆逐艦(DDG64)カーニイ等とプエルト･リコ近海で協同戦闘能力システムの技術評価の第1段階を実施(第2段階はヴァージニア岬近海で実施)10/7開始されたエンデューリング･フリーダムEnduring Freedom(不朽の自由)作戦に参加して地中海､ペルシャ湾に展開しアフガニスタンを空爆

05.2国防省が05会計年度中の退役を公表5/19ボストン入港

07.3/23メイポートで解役7/26ノーフォークに曳航8/1退役9/30除籍後ハンプトン･ローズで待機

08.3/22フィラデルフィアに回航され保管

12現存.

USS Forrestal / Kitty Hawk class aircraft carrier (CV67) John F.Kennedy as the ship operates in the Persian Gulf, Dec. 16, 1999 in support of Operation Southern Watch & off Gibraltar, Feb. 23, 2002 .

信号符字NJFK.

エンタープライズ級原子力空母の代用として建造.

アメリカが建造した最後の通常動力型空母で､煙突を舷外に傾斜させて設置した唯一の現役アメリカ空母.

Down

アメリカ② ジェラルド･R･フォード級原子力空母(2/3)CVN79

原子力空母(CVN68)ニミッツ代艦としてノースロップ･グラマン/ニューポート･ニューズ造船所に2009.1/15発注11.2/25着工式を実施5/29メイバスRay Mabus海軍長官が艦名を公表12起工18竣工予定.

2007.12/7ミッチェルHarry E. Mitchell､1940-下院議員はアリゾナと命名することを提案した他､ネット上ではエンタープライズと命名する請願署名を募られたりもした.

Since 8 Aug. 2002.

Last up-dated, 9 May 2012.

The Encyclopedia of World ,Modern Warships.

John F.Kennedy.

Ver.1.12a.

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