Akikaze.秋風.あきかぜ.The Naval Data Base:近代世界艦船事典The Encyclopedia of World ,Modern Warships.

無料-出会い-花-キャッシング-アクセス解析

Down

Akikaze.　　秋風.あきかぜ.

(1)

[気象]秋の風.

立秋の頃､秋の気配を感じさせる風.

西風.

「古今集｣秋の巻は｢秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる(藤原敏行)｣で始まり､爾来､吹く風に秋を感じるというのは日本文学における約束事であった.

｢秋｣を｢飽き｣にかけて男女関係が冷却することを｢秋風が吹く｣､｢秋風が立つ｣という.

(2)

[気象]安芸+風.

安芸国に吹く風.

Down

駆逐艦秋風

日本① 峯風級駆逐艦(9/12+3)

IJN Minekaze class destroyer.

Illustrated by Iyapopo.

84艦隊計画による1917計画第9号(一等)駆逐艦19.5/24駆逐艦秋風と命名され軍備補充費により三菱重工業長崎造船所で第335番船として20.6/7起工12/14進水21.4/1山本松四少佐(兵33､22.12/1中佐)の指揮下に竣工し横須賀鎮守府籍

9/1姉妹艦羽風等からなる第2艦隊第2水雷戦隊第5駆逐隊に編入12/1横須賀鎮守府部隊に編入

22.12/1第5駆逐隊を第4駆逐隊と改称

23.4/10第2艦隊第2水雷戦隊に編入9/4徳山出港/6-30関東大震災の救難活動に従事11/10艦長心得山本弘毅(兵36)少佐

24.12/1艦長清水長吉(兵37)少佐

25.12/1大湊要港部部隊に編入､艦長伊藤長(兵37)少佐

26.12/1横須賀鎮守府予備艦

29.2/1艦長津田源助(兵38)少佐4/1第4駆逐隊は連合艦隊第1航空戦隊に編入11/30横須賀鎮守府部隊に編入12/1第4駆逐隊を第1水雷戦隊に編入､艦長平塚四郎(兵40)少佐

30.12/1第4駆逐隊は第2艦隊第2水雷戦隊に編入

31.12/1横須賀鎮守府予備艦､太刀風艦長田原吉興(兵43)少佐が艦長を兼務

32.2/12(兼太刀風)艦長有賀幸作(兵45)少佐12/1大湊要港部部隊に編入､艦長大江覧治(兵47)少佐

33.11/1艦長小田操(兵46)少佐/15馬公要港部部隊に編入

34.8/10艦長中村健夫(兵50)大尉11/1艦長山代勝盛(兵47)少佐/15横須賀警備戦隊に編入

35.11/1艦長山本皓(兵49)少佐/15馬公要港部部隊に編入

37.1/7横須賀警備戦隊に編入3/20予備艦12/1第4予備駆逐艦/9(38.1/20兼太刀風)艦長赤沢次寿雄(兵49)少佐

38-9日中戦争で華中沿岸作戦に従事

38.3/5艦長青木久治(兵50)少佐4/20横須賀鎮守府部隊に編入11/15第1予備駆逐艦12/15艦長有本輝美智(兵50)少佐

39.4/1大湊要港部部隊に編入11/15艦長(-40.10/15兼鵲艇長)東日出夫(兵52)少佐12/1舞鶴鎮守府籍に転籍し第34駆逐隊に編入され第4予備駆逐艦

40.11/15第34駆逐隊は第1艦隊第3航空戦隊に編入

41.4/10艦長森卓次(兵56)少佐5/1第34駆逐隊は第2遣支艦隊付属に編入され中国沿岸の封鎖に従事7/10-8/11フランス領インドシナ占領部隊に編入9/15第34駆逐隊(羽風､太刀風)は第11航空艦隊付属に編入12/7高雄出港後ルソン海峡で不時着機警戒に従事/12-3高雄寄港後レガスピーへ特設航空機運搬船加茂川丸を護送/23-6高雄寄港後船団護衛/31-

42.1/24ダバオ寄港2/2高雄出港/6-8ダバオ寄港/10アンボン入港後哨戒任務に従事3/8第34駆逐隊司令駆逐艦を太刀風に継承4/22アンボン出港後ダバオ経由で/28-30高雄寄港5/4-6/5舞鶴に寄港し修理に従事/6-8佐世保寄港後船団を護衛してサイパン､トラック経由で/22-9ラバウル寄港後特設航空機運搬船最上川丸をツラギへ護送7/5-6ラバウル寄港後船団を護衛してサイパン､トラック経由で/21-3ラバウル寄港後特設航空機運搬船最上川丸をラエへ護送/27-8/1ラバウル寄港後最上川丸をカビエンへ護送/4ラバウル帰投/7､9ブカBuka輸送に従事/15ラバウル出港後飛行艇母艦秋津洲を護送して/16-29ショートランド寄港後ガダルカナルへの輸送作戦に従事/30-9/1ソロモン諸島ブカ島に寄港/1アメリカ陸軍航空隊B17爆撃機の爆撃を受けて小破/3ショートランド入港/19レカタRekata輸送に従事/21ショートランド出港後秋津洲を護送してブカ経由で10/5-7ラバウル寄港後ラバウル港外で空母瑞鳳と合流/10-9ラバウル=ブカ間で哨戒任務に従事/20艦長佐部鶴吉(兵60)大尉(43.8/1少佐)､ラバウル出港後秋津洲をショートランド､レカタへ護送/31セント･ジョージ岬付近で航行不能となった能登丸を曳航11/1ラバウル帰投12/24第11航空艦隊は南東方面艦隊に編入/31-

43.1/16ラバウル=カビエン間で哨戒任務に従事/17ラバウル出港後ブカ経由で2/21ブイン寄港後秋津洲を護送/24ナウル寄港/26ヤルート入港後秋津洲と分離3/3-8ラバウル寄港後カビエン､カイリルKairiru島(ウエワク)､マヌスへの輸送任務に従事中/14カイリル島近海でアメリカ潜水艦(SS201)トライトンと思われる潜水艦を攻撃/18カイリル島から26人､ロレンガウLorengauから約40人の外国人抑留者を移送中に全員を処刑､ラバウル出港後ヤルート､サイパンに寄港/28トラック出港4/1第34駆逐隊の解隊により南東方面艦隊第11航空艦隊に編入/3-4佐世保寄港/5-5/16舞鶴に寄港し修理/19木更津入港/25横須賀出港後機雷敷設艦津軽を護送/30-6/1トラック/3-4ラバウル寄港/5スルミSurumi輸送に従事/5-9ラバウル寄港後ブカ､ショートランド方面で哨戒任務等に従事7/1ラバウル入港後哨戒任務に従事/26-8スルミ輸送に従事後グロスター岬沖で座礁後放棄された駆逐艦三日月乗員170､有明乗員179名を救出/31スルミ輸送に従事8/2ラバウル南方で爆撃を受けて艦橋を大破し佐部艦長以下23名が死傷/3ラバウルで応急修理に着手/10艦長山崎仁太郎(兵58)少佐/26出港/31トラック出港後サイパン経由で9/6-8佐世保寄港/9舞鶴入港後入渠修理11/1出渠/4舞鶴出港/7館山出港後駆逐艦夕霧とともに航空関係者を乗せてサイパン経由で/13-6トラック/18-9ラバウル寄港/22駆逐艦夕凪とともにニュー･ブリテン島Qavuvuへ兵員を輸送/25駆逐艦文月､夕凪とともにダンピールDampier岬へ兵員を輸送/27､9夕凪とともにQavuvu輸送に従事12/1文月､水無月とともにニュー･ブリテン島Ibokiに兵員を輸送/7カビエン近海で駆逐艦天霧と接触し右舷部を中破/8-16カビエンに寄港し応急修理/16ラバウル入港/21ラバウル北方で空襲により至近弾を受けて船体外板が損傷/22-

44.1/23トラックに寄港し修理に従事/25-6ラバウル寄港後文月とともにQavuvuへ兵員を輸送/28山雲とともにQavuvu輸送に従事2/1山雲とともにロレンガウ輸送に従事/2-5ラバウル寄港/7トラック入港/17空母(CV10)ヨークタウン等からなるアメリカ第58任務部隊搭載機によるトラック空襲に遭遇､舵の故障により出港できなかったが被害無し/19トラック出港後工作艦明石を護衛/24-3/4パラオ寄港後船団護衛/7-8トラック寄港後メレヨン(ウォレアイWoleai､ヤップ)へ船団を護送/10ラバウルの放棄により第8艦隊は南東方面艦隊から/4新編された中部太平洋方面艦隊に編入/12-7トラック寄港後メレヨンへ船団を護送/21-2サイパン寄港後パラオへ船団を護送/31サイパン入港後哨戒任務に従事4/16ウォレアイ出港後松江丸をグアムへ護送中/17.0137松江丸が被雷沈没/22サイパン出港後山彦丸を護送/26横須賀寄港後舞鶴に回航され修理5/1佐世保鎮守府籍となり第30駆逐隊は第8艦隊第3水雷戦隊に編入6/14第30駆逐隊司令駆逐艦を継承/15徳山出港後船団を護送してマニラ経由で/23-9ダバオ寄港7/3マニラ入港後哨戒任務に従事/18第3水雷戦隊は連合艦隊に編入/25.0400マニラ出港後空母海鷹等からなるマモ01船団を駆逐艦初霜､栂､第28号掃海艇とともに護送/27.1400高雄入港8/20第30駆逐隊(望月､卯月､三日月､夕月)は姉妹艦松風とともに連合艦隊第31戦隊に編入/23マニラ西方にて触底9/19第30駆逐隊(沢村成二大佐)司令駆逐艦を継承/29-10/20佐世保に寄港し修理/24呉出港後給油艦仁栄丸からなる第2補給部隊を第31､43､132号海防艦とともに護送中/25アメリカ潜水艦(SS392)スターレットの発射した魚雷を受けて仁栄丸が沈没後奄美入港/27夜､マニラへ砲弾を輸送する空母隼鷹等を護衛して第30駆逐隊司令駆逐艦として佐世保or呉(日本空母戦史)出港後ブルネイへ航行中11/1馬公出港/2.2253サン･フェルナンドの西方450kmの南シナ海(16ﾟ48'N/117ﾟ17'E)でアメリカ潜水艦(SS387)ピンタードが隼鷹を狙って発射した魚雷4本が左舷後部に命中､船体を両断されて沈没し山崎艦長以下､乗員204名全員が死亡

45.1/10除籍(第30駆逐隊解隊).