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Fumidzuki.  文月.

[暦]文月.

旧暦7月の雅称.

立秋を含む月のことで、現在の8月に相当する.

文月は、七夕の際に、里芋の露を集めて擦った墨での葉に歌や字を書くと字が上達すると伝えられたことから文披Fumihiraki月と呼ばれたものが転じたとされ、この葉が短冊に変化したものが七夕飾りである.

稲穂が膨らむ月を意味する穂含Hofumi月、含Fukumi月が転じたともいう説もある.

七夕は7/7の夜に織姫彦星の架けた橋を使って年に一度の逢瀬を楽しむというもので、道教の乞巧奠Kikoudenを通じて日本に伝わったが、現在では新暦で行っているため、雨が降りやすい.

「ふづき」とも.

なお、「ふみ」の訓は文の音「ブン」に由来するといわれる.

タイトルの文字色は墨色.

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駆逐艦文月

旅順で1903.6/8進水12/30竣工04.11/13旅順港内で触雷大破05.1/1自沈したロシア、ソーコル級駆逐艦(--/--)シーリヌイを.8日本が浮揚し竹敷に回航の上、同地で改造整備実施

9/2山彦級駆逐艦(2/2)文月@と改名

12/12横須賀鎮守府籍に編入され横須賀水雷団第3駆逐隊に編入

08.5/2再進水8/15艦長北村栄虎(兵28)大尉

09再就役

10.3/1艦長松本謙之助(兵29)大尉

11.5/23艦長(7/15兼水雷学校教官)田辺金次郎(兵29)大尉8/28三等駆逐艦

12戦艦朝日による駆逐艦曳航実験に駆逐艦皐月等とともに使用2/1山彦とともに第15駆逐隊を再編5/22艦長兼砲術学校教官本宿直次郎(兵30)大尉12/1艦長松平胖(兵30))大尉、乗員山本強介(兵34)大尉

13.4/1除籍(第15駆逐隊解隊)

14.8/23雑役船文月丸と改名し掃海船として使用

15.6/28廃船

16.5/30筥崎宮に船体を寄贈(「真実の艦艇史2」には、船体は他に売却され模型1基が奉納されたとある).

IJN Yamabiko class destroyer Fumidzuki at Kure,Nov.1908.

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駆逐艦文月

藤永田造船所で1926.7/3竣工し佐世保鎮守府籍となり第22駆逐隊を編制した日本、第19号級一等駆逐艦(7/12)第29号駆逐艦

28.8/1睦月級(一等)駆逐艦(7/12)文月Aと改名

12/10第22駆逐隊(皐月水無月文月長月)は横須賀鎮守府部隊に編入され予備艦、艦長中田操(兵37)中佐>兼皐月艦長山本正夫(兵38)少佐、航海長堀武雄(兵50)大尉>春山淳(兵50)大尉

29.3/1or10(-30.12/1)兼皐月機関長村田利男(機29)機関大尉11/1兼皐月艦長古木百蔵(兵41)少佐/30艦長勝野実(兵40)少佐

30.12/1水雷長広瀬弘(兵51)大尉、(-31.11/2兼皐月)機関長八島春清(機31)機関大尉

31.7/16兼長月艦長平井泰次(兵43)少佐11/2兼長月艦長藤田俊造(兵42)少佐12/1第22駆逐隊は軽巡洋艦夕張等と第1艦隊隷下に第1水雷戦隊を編制、艦長阿部俊雄(兵46)少佐、航海長(-33.11/15)谷口俊雄(兵50)大尉

32.2/2第1水雷戦隊は第1次上海事件により新編された第3艦隊に臨時編入(3/20第1艦隊に復帰)12/1水雷長(-33.11/1)隈部伝(兵50)大尉

33.11/15佐世保鎮守府予備艦、(-34.5/15兼長月)艦長山田雄二(兵46)少佐12/11佐世保警備戦隊に編入

34.2/20砲術長竹内清七(兵51)大尉転任(欠員)11/15第22駆逐隊第1艦隊第1水雷戦隊に編入

35.10/15佐世保警備戦隊に編入、艦長田中正雄(兵50)少佐11/15機関長檜垣謙次郎(機32)機関大尉>吉村怡与吉(機33)機関大尉

36.6/15第22駆逐隊第2艦隊第2航空戦隊に編入12/1第22駆逐隊は空母加賀とともに第2艦隊隷下に第2航空戦隊を再編

37.10/20第2航空戦隊支那方面艦隊に編入(36.12/12or)11/15艦長大島一太郎(兵50)少佐12/1第2航空戦隊の解隊により第22駆逐隊は佐世保鎮守府部隊に編入、水雷長江原晃(兵54)大尉

38.5/20艦長鵜沢聡衛(兵51)少佐10/1艦長本倉正義(兵51)少佐12/1佐世保鎮守府第3予備艦

39.10/15兼水無月皐月艦長久保木英雄(兵51)少佐11/15艦長山下正倫(兵53)少佐

40.1/6(9/1兼長月)艦長中俣勇(兵50)少佐

10/15第1予備駆逐艦、艦長荒井靖夫(兵53)少佐、水雷長上岡春吉(選11)特務中尉(42.11/1大尉)、砲術長高橋卓郎(兵65)中尉(11/15大尉)、航海長浦辺武夫(兵62)大尉、乗員伊藤沢美(兵67)少尉/31佐世保出港11/2内海西部出港後陸軍船団を護送/7-13三亜寄港/15第22駆逐隊は軽巡洋艦名取等とともに第2遣支艦隊隷下に第5水雷戦隊を再編、錦州湾上陸を支援/20-4高雄寄港後華南沿岸で封鎖監視に従事

41.1/22第5水雷戦隊はS作戦部隊に部署され三亜出港後第22駆逐隊は水上機母艦瑞穂と南下/25-6コーグット島泊地/26-2/9パクナム(バンコック南方)/12-6三亜寄港後華南沿岸で封鎖監視に従事

4/10第5水雷戦隊第3艦隊に編入

9/5機関長池上峻(予備)機関大尉/7佐世保入港/10艦長富岡忠雄(兵58)大尉(10/15少佐)/15(-42.7/25)乗員原木庄吉(兵67)少尉(10/15中尉、航海長-42.7/25)/20乗員駒沢勇予備少尉/25砲術長井上良平(兵65)中尉(41.10/15大尉)

11/5第5水雷戦隊は南方部隊比島(フィリピン)部隊に部署/23第22駆逐隊は比島部隊第1急襲隊に部署/26第22駆逐隊(皐月水無月文月長月)は第5水雷戦隊旗艦名取等と寺島水道出港/29馬公入港12/1台湾歩兵第2連隊を乗せた船団と合流/7.1630出港後第5水雷戦隊は船団護衛/9ルソン島北岸アパリAparriに到達/10-3同攻略を支援/13潜水艦を攻撃後船団護衛/15高雄入港/17第5水雷戦隊は比島部隊第1護衛隊に部署/18.1400出港後名取等と船団護衛/21リンガエン湾に到達/22同上陸作戦に参加/25第5水雷戦隊は南方部隊馬来(マレー)部隊護衛隊第1護衛隊に部署/26皐月とともにリンガエン湾出港/31.0800馬公出港後名取等と船団護衛

42.1/8.2100-/9シンゴラ上陸を支援/16馬公入港時に右舷推進器が接触事故により損傷/19-24馬公工作部で入渠修理/30艦長海老原太郎(兵59)大尉(11/1少佐)2/1第22駆逐隊は第3護衛隊第2嚮導隊に部署/5.1000皐月とともに出港後赤城山丸等からなるジャワ攻略第3船隊を護送/10.0900-/8.1000カムラン湾寄港後第5水雷戦隊は西部ジャワ攻略船団を護衛/27第22駆逐隊は西ジャワ進攻部隊に編入3/4.1500メラク出港後皐月とともにカリマタ海峡北口付近まで船団護衛/10第5水雷戦隊の解隊により第22駆逐隊は第2南遣艦隊に配属/16乗員筒井勇予備少尉/25砲術長永井博(兵67)中尉

4/10第22駆逐隊は特設巡洋艦浮島丸等と南西方面艦隊隷下に第1海上護衛隊を新編し南西方面で船団護衛に従事

7/13馬公出港/17佐世保入港/24入渠修理8/10航海長橋本正煕予備中尉/14出渠/21砲術長上杉敬明(兵68)中尉/30佐世保出港9/4六連出港後158船団を護送/8-12高雄港外で対潜掃討/15馬公出港後262船団を護送して六連へ航行中.0113目斗嶼灯台49゚48nmの台湾海峡で反航する貨客船勝鬨丸と衝突し艦首圧潰、1番砲塔付近に亀裂が発生前部弾火薬庫下部に浸水後船団とともに反転.0915駆逐艦若竹が合流.1800馬公入港/16-

10/8入渠/12佐世保入港/12-21入渠修理/30長崎で入渠修理11/15砲術長伊藤沢美(兵67)中尉、水雷長山口伊間吉特務中尉12/10第22駆逐隊の解隊により第1海上護衛隊に編入、機関長在塚喜久(機47)機関大尉/26出渠/28長崎出港/28-30佐世保寄港/31-

43.1/5.1620門司寄港後112or212船団を護送/15(-12/8)乗員柴田直喜予備少尉(11/1予備中尉)2/1.0930ショートランド出港後ガダルカナル撤退エスペランス隊警戒隊を駆逐艦巻波等と編制し駆逐艦白雪とともに2番隊に部署.1618被爆航行不能となった巻波ショートランドに曳航/4.0930ショートランド出港後皐月等と第2次ガダルカナル撤退作戦カミンボ隊警戒隊を編制.2040-2355皐月等とカミンボ泊地の警戒に従事.1050ブーゲンヴィル島エレヴェンタEleventa入港/6増援部隊第1連隊3番隊に部署/7.0910ショートランド出港.2120-2300カミンボで兵員を収容/8.0800エレヴェンタに揚陸/25皐月等と第22駆逐隊を再編し第8艦隊第3水雷戦隊に編入2/12皐月とともにコロンバンガラに向かう野島を護送/22パラオ出港後駆逐艦夕暮等とともに丙3号船団第4分隊をウエワクに護送3/30カビエン付近でアメリカ陸軍航空隊B17爆撃機の銃爆撃を受けて損傷/31-

4/1ラバウル/1-2カビエン寄港後フィッシュハーフェンに陸兵を輸送中/3航空機に発見されて反転後カビエン近郊のメウエMoeweパッセージ湾に退避中の重巡洋艦青葉を空襲したアメリカ陸軍航空隊第4航空軍第43爆撃航空団のB17爆撃機3機と交戦し至近弾により缶室に浸水、第22駆逐隊司令駆逐艦を長月に継承/4カビエン出港/4-10ラバウルに寄港し応急修理/10外南洋部隊付属部隊に部署/12-28トラックに寄港し応急修理5/4-6横須賀寄港/11佐世保入港後入渠修理6/15機関長竹内孝弟(機48)機関大尉/27機関長鈴木光明(機48)機関大尉

7/1航海長勝呂堅吾予備中尉8/10砲術長平柳育郎(兵70)中尉/17出渠、第22駆逐隊司令駆逐艦を皐月から継承/20出港9/17第22駆逐隊司令駆逐艦を皐月に継承

10/6-7第2次ヴェラ・ラヴェラVella Lavella沖海戦に駆逐艦秋雲等とともに参加/9第22駆逐隊司令駆逐艦を皐月から継承/26第22駆逐隊司令駆逐艦を皐月から継承11/1艦長長倉義春(兵60)少佐12/1水無月秋風とともにニュー・ブリテン島Ibokiに兵員を輸送/3ラバウル出港後駆逐艦長波を曳航する軽巡洋艦夕張水無月とともに護送/8乗員原田盛之少尉/8-17トラック寄港/19-22ラバウル寄港駆逐艦夕凪とともに/25水無月とともにニュー・ブリテン島西方のガロヴェGarove島に兵員を輸送/29皐月とともにニュー・ブリテン島中部北岸のカヴヴQavuvuに兵員を輸送

44.1/3ラバウル出港/4カビエン出港後皐月とともにラバウルへ航行中/4.0726-46ラバウル西方でアメリカ第37.2任務群(シャーマン少将)空母搭載機による空襲によりスティーヴンStephen海峡に退避中、至近弾と銃撃により平柳砲術長以下が死亡、長倉艦長以下が負傷(乗員30名が死傷)/7ラバウル出港後トラックへ船団を護送/10砲術長松本兵吾(兵71)中尉/11ラバウル出港後駆逐艦追風とともに2112船団を護送/20-2.0700ラバウル寄港後駆逐艦松風とともにカヴヴに兵員を輸送/23.0430-/24ラバウル寄港後松風とともにカヴヴに兵員を輸送/26ラバウル出港後秋風とともにカヴヴに兵員を輸送/27-31.0000ラバウル寄港後松風とともに2312船団をトラックへ護送中、アドミラルティー諸島ロス・ネグロスLos Negros島沖で空襲により至近弾を受けて錨鎖室、被服庫に満水し第1缶室、前部水雷火薬庫等に浸水2/6トラック入港後応急修理中/17第29号駆潜艇魚雷艇第10号とともにアメリカ第58任務部隊(スプルーアンス中将)空母搭載機と対空戦闘中に直撃弾、至近弾を受けて損傷し片舷航行で退避後機械室に被弾後松風に曳航を依頼したが空襲により退避し夕刻に曳船が到着したが浸水により曳航不能となり山口水雷長等が死亡/18松風、標的艦波勝が救助中.0300トラック月曜島北岸(07゚24'N/151゚44'E)で第58任務部隊による夜間空襲を受けて乗員29名が死亡6名が重傷となり船体放棄.0500沈没3/31除籍.

IJN Mutsuki class destroyer. Illustrated by Iyapopo.

信号符字JZCA.

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文月丸

日本製鉄貨物船

三菱重工業若松造船所で1944進水

45.6/12福岡県北九州市白州灯台の266゚6.2kmの関門海峡で触雷により沈没し乗員9名が死亡.

875T.

船舶番号51213.


Since 19 Feb. 2007.

Last up-dated 31 July 2015.

The Encyclopedia of World ,Modern Warships.

Fumidzuki.

Ver.1.15a.

Copyright (c) hush ,2001-15. Allrights Reserved.

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