Ooshio.大潮.おおしお.The Naval Data Base:近代世界艦船事典The Encyclopedia of World ,Modern Warships.

Ｏshio.　　大潮.おおしお.

駆逐艦大潮①　測量船おおしお(1)　おおしお級潜水艦　改おおしお/あさしお級潜水艦　潜水艦おおしお②　

[海象]大潮.

海水の干満差が最大になる日.

新月と満月の際､太陽､月と地球が一線上に並び引力が最大になることによって海水が引っ張られ､また､地球の反対側では引力が最小になるため､地球の自転による遠心力が打ち勝って潮が高くなるが､その分､他の海面では潮が低くなることによって生じる現象.

→モチシオ.

Down

駆逐艦大潮

日本① 朝潮級駆逐艦(2/10)

IJN Asashio class destroyer.Illustrated by Iyapopo.

1934(②)計画第76(一等)駆逐艦

35.9/6駆逐艦大潮と命名

舞鶴要港部工作部で艦艇製造費により36.8/15起工

37.4/19進水7/2艤装員長(10/5艦長)山代勝盛(兵47)少佐(12/1中佐)/5艤装員事務所を設置､(艤装員>)航海長(-12/1)妹尾俊生(兵52)大尉､水雷長村上忠臣(兵57)大尉､機関長藤野清秀(機31)機関少佐､乗員関重美(機42)機関中尉､第12駆逐隊軍医長兼乗員小藤田秀輔軍医大尉､第12駆逐隊主計長兼乗員佐竹誠(経13)主計大尉､35.98kntを公試で記録

10/31山代艦長の指揮下に竣工し佐世保鎮守府警備駆逐艦となり姉妹艦朝潮､満潮､荒潮と佐世保警備戦隊隷下に第25駆逐隊を新編し司令駆逐艦に指定

11/15第3予備艦となり佐世保工廠でタービンの改造工事を実施(臨機調事件)

38.1/8第25駆逐隊に姉妹艦荒潮を編入/20(3/20兼満潮)艦長勝見基(兵49)少佐4/20第25駆逐隊を佐世保鎮守府に編入8/1兼朝潮艦長脇田喜一郎(兵48)少佐(38.11/15中佐)12/15第3予備駆逐艦､(39.5/20兼朝潮)艦長飛田健次郎(兵50)少佐

39.1/6水雷長山本唯志(兵59)大尉10/15艦長渡邉保正(兵49)少佐(11/15中佐)11/1横須賀鎮守府籍となり第25駆逐隊を第8駆逐隊と改称/15第8駆逐隊は第2艦隊隷下に第2水雷戦隊を編制し中国方面で活動

40.9/16兼夏雲艦長塚本守太郎(兵50)少佐10/15機関長相浦清(機32)機関少佐>渋谷郁男(機41)機関大尉11/15艦長吉川潔(兵50)中佐､砲術長原口昇(兵63)中尉>松下辰吉(兵64)中尉(41.5/15大尉)

41.4/1機関長蓮沼進(機43)機関大尉/10水雷長二ノ方兼文(兵59)大尉>水谷秀澄(兵62)大尉9/5機関長本田仁一(機44)機関大尉/10航海長太田一道(兵59)大尉>浦辺武夫(兵62)大尉11/26第8駆逐隊(大潮､荒潮､満潮､朝潮)は寺島水道出港12/2-4馬公寄港/8開戦時､第2艦隊第2水雷戦隊第8駆逐隊所属としてマレー上陸作戦に参加/12カムラン湾出港後リンガエン湾上陸戦に従事/17-20カムラン湾/23-31馬公寄港後シンゴラSingoraに船団を護送

42.1/5-11香港寄港後船団護衛に従事/16砲術長(-4/25)竹谷秀治(兵67)中尉/19ダバオ入港/25第8駆逐隊は第2護衛隊第1支隊に配備/31アンボン攻略に従事2/8第8駆逐隊はマカッサル攻略戦を支援/18バリ､ロンボク攻略部隊に編入され相模丸を護送中/19-20バリ島(バドエン海峡)沖海戦でオランダ駆逐艦(PH)ピート･ハインを撃沈しオランダ軽巡洋艦トロンプ､アメリカ駆逐艦(DD224)スチュワートを撃破しピート･ハイン乗員10名を救出､被弾により乗員7名が死亡/20.0600サヌール泊地で軽巡洋艦長良､第21駆逐隊(初春欠)と合流/22以降､マカッサルで応急修理3/14第8駆逐隊司令駆逐艦を継承/25航海長藤川進(兵66)中尉(5/1大尉)

4/10第8駆逐隊は第2艦隊第4水雷戦隊に編入/10マカッサル出港/14機関長近藤一久(機45)機関大尉/22台湾経由で横須賀入港後修理に従事/23第8駆逐隊司令駆逐艦を朝潮に継承5/14航海長川上大一(兵67)中尉/15特別役務駆逐艦､艦長杉岡孝七(兵49)中佐/20機関長津田百治機関特務中尉(6/1大尉-43.3/15)/25舞鶴防備隊副長兼薄雲兼艦長(8/15兼那珂副長)友重丙(兵47)中佐6/5砲術長(-8/21欠員)上杉敬明(兵68)中尉

7/14横須賀鎮守府予備駆逐艦9/10兼霞兼不知火艦長杉岡幸七(兵49)中佐

11/15兼初春兼霞兼不知火艦長山名寛雄(兵55)少佐/26航海長(-43.3/15)上野将予備中尉12/15水雷長(-43.3/15)谷中英一(兵67)中尉/17砲術長(-43.3/1)北川貞夫(兵67)中尉/20艦長(-43.3/15)広瀬弘(兵51)中佐/29舞鶴出港

43.1/9ラバウル経由でショートランド入港/10ガダルカナルに物資を輸送/22ラバウル出港/26コロンバンガラへ大砲を輸送2/1､4ガダルカナル撤退作戦に従事/7ガダルカナル撤退作戦を支援/13姉妹艦荒潮とともにラバウル出港後輸送船2隻をウエワクに護送して帰投中/20マヌス島沖(00ﾟ50'S/146ﾟ06'E)でアメリカ潜水艦(SS218)アルバコアの発射した魚雷を受けて大破､航行不能となり乗員8名が死亡/21荒潮が曳航中に船体の切断により沈没

4/1除籍.

信号符字JGVD.