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Nire.  楡.にれ.

駆逐艦@ 駆逐艦A 警備船>警備艦>護衛艦にれB 

2008年6月7日名古屋港公園にて.

[植物]ニレ.

ニレ科Ulmaceaeニレ亜科Ulmoideaeニレ属Ulmus双子葉植物Magnoliopsidaの総称.

特にハルニレ(春楡)U.davidiana var.japonica.

ニレ科はイラクサ、アサ、クワ科等とともにイラクサ目Urticalesを構成しニレ属20種、ケヤキ属Zelkova5種、ハリゲヤキ属Hemiptelea1種、北アメリカに分布するプラネラ属Planera1種、西インド諸島からアルゼンチンに分布するフィロスティロン属Phyllostylon3種、熱帯アジアからアフリカに分布するホロプテテレア属Holoptelea2種から成るニレ亜科Ulmoideaeエノキ属Celtis50-60種、ウラジロエノキ属約15種、ムクノキ属5種、マレー、ニュー・ギニア、太平洋諸島に分布するパラスポニア属Parasponia5種、東南・東アジアに分布するムクノキモドキ属Gironniera6種、中国に分布するプティロケルティス属Pteroceltis1種、メキシコからペルーに分布するロザネラ属Lozanella3種、アフリカとマダガスカル島に分布するカエタクメ属Chaetachme2種と熱帯アメリカに分布し同科の中では特異な形質を有するものが多いアムペロケラ属Ampelocera9種から成るエノキ亜科Celtidoideaeの2亜科15属約150種が世界中の熱帯から温帯にかけて分布しており、日本にはケヤキニレエノキ、ウラジロエノキ、ムクノキの5属が自生するが、エノキ亜科はニレ亜科よりもクワ科に近縁であることが分かってからエノキ科として独立させることが提唱されている.

ニレ属は、約20種が北半球の温帯から暖帯に分布しており、日本にはハルニレ、アキニレ(秋楡)U.parvifolia北海道に多いオヒョウU.laciniataの3種が自生する.

農務長官から1871北海道開拓使最高顧問として招聘されたアメリカのケプロンHorace Capron、1804-85や76札幌農学校教頭として来日したクラークWilliam Smith Clark、1826-86は、札幌にハルニレの大木が多いのを見て故郷のニュー・イングランド地方を懐かしみ、その保護を説いた結果、札幌には現在でもハルニレの大木が多く、親しまれているが、これはニレが、水利、地味、日照の良い場所に自生することから、開拓時代のアメリカでは居住、開拓適地の環境指標として使われたためともいわれ、この経験は、科学的調査が不十分であった北海道でも開拓地選定の指標となった.

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駆逐艦楡

日本@ 樅級駆逐艦(3/21+15)

IJN Momi class destroyer. Illustrated by Iyapopo.

84艦隊計画による1917計画二等駆逐艦

呉工廠で19.9/5起工12/22進水/24艤装員長(20.2/6兼艦長)彭城昌国(兵34)少佐

20.2/2艤装員(/6兼乗員-6/17)須賀彦次郎(兵38)大尉3/31彭城艦長の指揮下に竣工し佐世保鎮守府籍

4/30姉妹艦等とともに第26駆逐隊を新編7/20竣工した姉妹艦第26駆逐隊に/27編入8/3乗員梅崎卯之助(兵40)大尉>井原美岐雄(兵40)大尉12/2or8竣工した姉妹艦第26駆逐隊に編入12/1第26駆逐隊は軽巡洋艦龍田等と第1艦隊隷下に第1水雷戦隊を編成

21.12/1第26駆逐隊は軽巡洋艦天龍等と第1艦隊隷下に第1水雷戦隊を編制、艦長岩村清一(兵37)少佐、乗員大森良三(兵39)大尉>(-23.12/1)木山辰雄(兵42)大尉、井上騰(兵43)中尉>(-22.4/8)古村啓蔵(兵45)中尉

22.4/8乗員(-23.8/20)兄部勇治(兵45)中尉5/1艦長渋谷荘司(兵34)少佐6/16艦長山本弘毅(兵36)少佐12/1第26駆逐隊龍田等と第1艦隊隷下に第1水雷戦隊を編成、艦長木幡行(兵37)少佐

23.5/1艦長志賀忠一(兵37)少佐

24.5/1艦長(-25.4/15)佐野哲(兵36)少佐

25.9/5艦長佐藤慶蔵(兵38)少佐12/1第26駆逐隊龍田等と第1艦隊隷下に第1水雷戦隊を編制

26.12/1第26駆逐隊龍田等と第1艦隊隷下に第1水雷戦隊を編制艦長山本正夫(兵38)少佐

27.12/1第26駆逐隊天龍等と第1艦隊隷下に第1水雷戦隊を編制、乗員梶原正見(兵50)中尉

28.4/17第26駆逐隊第2遣外艦隊に編入12/10第26駆逐隊は馬公要港部に編入艦長高次貫一(兵44)少佐、乗員伊藤清六(兵49)大尉>福田瑞穂(兵50)大尉

30.12/1艦長荘司喜一郎(兵45)少佐、乗員新谷喜一(兵50)大尉>牧野担(兵51)大尉/15佐世保鎮守府籍に転籍

31.12/1艦長藤田友造(兵46)少佐

33.5/25艦長井上良雄(兵48)大尉(11/15少佐)11/15第26駆逐隊第3艦隊隷下に第11戦隊を編制し日中戦争時に大陸沿岸で長江警備等に使用

34.8/10艦長岡部三四二(兵50)大尉(11/15少佐)

35大村航空基地沖で空母龍驤搭載の94式艦上爆撃機の実艦標的として使用*6/15艦長田中正雄(兵50)少佐10/15艦長有馬時吉(兵50)大尉(11/15少佐)

36.12/1艦長人見豊治(兵50)少佐、乗員前田一郎(兵57)大尉

37.12/1第27駆逐隊は舞鶴鎮守府籍となり第34駆逐隊と改称、(38.12/15-39.1/20、4/1-6/1兼38.12/15兼艦長)艦長高須賀修(兵51)少佐

38.12/15第11戦隊支那方面艦隊第3艦隊に編入

39.9/26艦長艦長(-11/1)江原晃(兵54)少佐

40.2/1除籍10/15雑役船となり武装の大部分を撤去して横須賀航海学校付属練習船として使用

44.12/15雑役船第1泊浦と改名48解体.

*渡辺洋二「必中への急降下-海軍爆撃機戦譜(2009年文春文庫)」には「廃艦になった駆逐艦(初代)」とあるが、この時点で同艦は除籍にはなっておらず、疑問がある.

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駆逐艦楡

日本A 改松/橘級駆逐艦(--/14+9+33)

IJN Tachibana class destroyer. Illustrated by SUDO.

1944計画丙型(一等)駆逐艦第4809号艦

舞鶴工廠で44.8/14起工11/25進水時に駆逐艦楡と命名され佐世保鎮守府籍12/25艤装員長下田隆夫(兵63)少佐、艤装員(機関長)永淵嘉六機関特務中尉(45.5/1大尉)、艤装員(45.1/31航海長)鈴木彊(兵72)中尉(45.6/1大尉)

45.1/15艤装員(/31水雷長)稲政博(兵68)大尉、艤装員(/31砲術長)高橋忠男(兵69)大尉/31舞鶴工廠で下田艦長の指揮下に竣工し第11水雷戦隊に編入

2/7水雷長木村功(兵70)大尉/8舞鶴出港/9内海西部/23-3/4呉寄港後内海西部で訓練/26呉入港

4/1第2艦隊第31戦隊第52駆逐隊に編入され第1遊撃部隊対潜掃討部隊に部署/7出港後内海西部で訓練/20第31戦隊は連合艦隊に編入され待機部隊に部署/26-30呉寄港後内海西部5/20海上挺身部隊に部署/28呉入港6/22内海西部でB29の投下した250kg爆弾1発の直撃により前部機械室、第2缶室が損壊し永淵機関長以下25名が死亡後入渠修理

7/2出渠/5機関長片岡久一機関特務中尉/15第52駆逐隊から呉防備戦隊に編入と同時に下田艦長以下全乗員は姉妹艦に転勤し兼椿艦長本多敏治(兵64)少佐8/15敗戦時、無人状態で残存

10/15除籍

WW2後船体は呉で浮桟橋として使用

48.1-4解体.

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警備船>警備艦>護衛艦にれ

フローミング/ミルウォーキー造船所で1944.4/18竣工45-9ソ連に貸与されEK1級護衛艦(10/28)EK10として使用後横須賀で保管されていたアメリカ、アシュヴィル/タコマ級哨戒フリゲート(54/98+4+8、PF54)サンダスキー

53.2/16日米船舶賃借協定第2次引渡船として横須賀で警備船(LS5)ふじ、(8)あおい等とともに日本に貸与され海上警備隊、くす級警備船(7/18、PF7)にれBと改名され姉妹船(PF5)すぎ等からなる横須賀地方隊第2船隊に編入

4/1第2船隊第1船隊、警備船(PF9)うめとともに第1船隊群を新編

54.7/1海上自衛隊の発足により警備艦となり第1船隊群第2船隊自衛艦隊隷下の第1護衛隊群第2護衛隊に改編

55.12/1大湊地方隊に編入

57.9/1(PF287)

60.10/1護衛艦

62.8/28供与

69.3/31保管船(YAC19)

76.3/31除籍

77.6/9アメリカに返還8/18ミサイル護衛艦(DDG163)あまつかぜの実艦標的として使用.


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Nire.

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