Down

Yamagumo.  山雲.やまぐも.

2007年3月5日京都市大原にて.

[気象]山雲.

山に立ちこめた雲.

古代中国では、山岳部で雲が多く見られることから、雲は山の精気が凝集したものであると考え、岩石中の白くて軽量な部分を原料と考えたが、これが「雲母」である.

ミネグモ.

UpDown

駆逐艦山雲IJN destroyer Yamagumo.

日本@ 朝潮級駆逐艦(6/10)

IJN Asashio class destroyer. Illustrated by Iyapopo.

1934第2次補充(A)計画甲型第80(一等)駆逐艦36.10/22駆逐艦山雲と命名され藤永田(大阪)造船所で11/4起工37.7/24進水8/16(-12/1)艤装員長阿部俊雄(兵46)中佐38.1/15竣工し横須賀鎮守府籍となり横須賀鎮守府に配属

2/10姉妹艦夏雲と横須賀鎮守府隷下に第41駆逐隊を編成9/15横須賀鎮守府に配属12/15第41駆逐隊に編入

39.1/1第3予備駆逐艦3/1艦長有馬時吉(兵50)少佐11/15第41駆逐隊第9駆逐隊と改称し横須賀鎮守府警備駆逐艦、艦長古賀弥周次(兵50)少佐(41.10/15中佐)

40.10/15水雷長が笹川濤平(兵52)少佐から(-41.9/1)田久保龍雄(兵64)中尉(41.5/1大尉)に、航海長が高根嘉根次予備大尉から楢村忠雄(兵61)大尉に交代11/15第9駆逐隊(山雲夏雲朝雲峯雲)は軽巡洋艦那珂等と第2艦隊隷下に第4水雷戦隊を編制、機関長丸山啓助機関特務大尉4/20砲術長が田村公元(兵58)大尉から金原礼一(兵64)中尉に交代

41.8/11第9駆逐隊那珂等と第2艦隊隷下にと第4水雷戦隊を編制10/15水雷長豊田禎夫(兵67)中尉11/5第4水雷戦隊は南方部隊比島部隊に部署/23第9駆逐隊第21水雷隊(水雷艇千鳥真鶴友鶴初雁)、第11掃海隊(第13、14号掃海艇)、第1哨戒隊(第1、2号哨戒艇)、敷設艇燕、鴎、球磨川丸、第52、53、54駆潜隊、帝雲丸とともに比島部隊第3急襲隊に部署され寺島水道に集結、第2根拠地隊司令官広瀬末人(兵39)少将の旗艦に指定/26出港/30-12/7.1800高雄寄港/8開戦時、ルソン海峡中央部、バタンBatanes諸島攻略を支援後海峡警備/10カミギンCamiguin島サン・ピオ・キント攻略を支援/14基隆入港/17比島部隊護衛部隊第3護衛隊に部署.0900出港後17隻からなる船団を護衛/21第2護衛隊と合流/22リンガエン湾上陸を支援/27第4水雷戦隊は南方部隊蘭印部隊に部署/29第4水雷戦隊は蘭印部隊西方攻略部隊第1護衛隊に部署/31.0615サン・フェルナンド灯台の南西約8nmで味方の敷設した機雷に触れて右舷部を大破し機械室に浸水後航行不能

42.1南方部隊付属部隊に部署/1特設砲艦南浦丸が曳航されてセント・トーマス入港、第2根拠地隊旗艦を水雷艇真鶴に継承/4特設工作艦山彦丸により応急修理/5出港後/9香港に曳航/10第2工作部に入渠3/20航海長佐藤省三(兵68)中尉/29応急修理完了/30出港4/6横須賀入港後入渠修理/10前進部隊に部署5/15横須賀鎮守府に編入、横須賀鎮守府特別役務駆逐艦/20艦長(6/23-7/1兼磯波/10-8/10兼春風?艦長/23-8/20兼高波艤装員長)小野四郎(兵54)少佐(44.5/1中佐)9/1横須賀鎮守府警備駆逐艦となり横須賀鎮守府部隊海面防備部隊に部署/25水雷長小柴亀治(兵68)中尉(43.11/1大尉)、砲術長岡田一呂(兵66)大尉10/1航海長宮宗末郎予備中尉/7出港後両舷推進軸を折損して航行不能となった駆逐艦萩風を曳航/8-10横須賀寄港後護衛任務/11-3横須賀寄港後護衛任務/18-20横須賀寄港後護衛任務/21-3横須賀寄港後護衛任務/24-7横須賀寄港後護衛任務/31横須賀入港11/1横須賀鎮守府部隊直接護衛部隊に部署/3出港後護衛任務/15-21横須賀寄港後護衛任務/22-4横須賀寄港後護衛任務/25-7神戸寄港後護衛任務/28-12/2横須賀寄港後護衛任務/3-5横須賀寄港後護衛任務/7-10横須賀寄港後特設巡洋艦盤谷丸等からなる船団を護衛/16赤道付近で敷設艦若鷹に護衛を継承(乙1号輸送)/19-20トラック寄港後第2図南丸を曳航中の諏訪丸を護衛/20機関長深田甚右衛門機関特務大尉/31-

43.1/1横須賀寄港後南東方面の機帆船群の捜索救難に従事/9-24横須賀寄港後護衛任務/25-6女川寄港後護衛任務/30-2/1呉寄港後護衛任務/4-8.1600横須賀寄港後龍田丸トラックへ護衛中.2215御蔵島の東南東約75km(33゚45'N/140゚25'E)で龍田丸が被雷沈没後数名を救助(全員が死亡という記載もある)/11-20横須賀寄港後護衛任務/22-5横須賀寄港後護衛任務3/1-4横須賀/5-7徳山/8-11横須賀寄港後護衛任務/12-5横須賀寄港後護衛任務/16-21横須賀寄港後船団を護衛/23-7室蘭寄港後船団を護衛/29-4/5横須賀寄港後護衛任務/6-9横須賀寄港後船団を護衛/12-4室蘭寄港後船団を護衛/17-28横須賀寄港後船団を護衛/30室蘭入港5/6大湊出港後船団を護衛/8-15横須賀寄港後護衛任務/27-9横須賀寄港後護衛任務/30-6/2横須賀寄港後護衛任務/15-8/15横須賀寄港後護衛任務/30-9/5横須賀寄港/6広島入港後第11水雷戦隊司令官木村進(兵40)少将の旗艦を駆逐艦藤波から継承後内海西部で待機/10軽巡洋艦龍田第11水雷戦隊旗艦を継承/13呉入港/15第4駆逐隊に編入され横須賀鎮守府予備駆逐艦、丁2号輸送部隊に部署/16出港後水上機母艦秋津洲等を護衛/20-4上海10/2トラック/5-6ラバウル/9丁4号輸送部隊第2輸送部隊に部署/9-11トラック寄港後第14戦隊主力を護衛/15砲術長橋本稔(兵67)大尉/18-21上海寄港/27丁4号輸送部隊第3輸送隊に部署/28-11/3トラック寄港後第3輸送隊をラバウルへ護送中/4トラック沖(00゚45'N/152゚05'E)で被雷損傷した特設運送船日枝丸を救難/5対潜攻撃後(01゚05'N/151゚15'E)で空襲を避けて反転/7トラック入港/8第4駆逐隊は南東方面部隊に部署/9出港/11第4駆逐隊は機動部隊に部署、ラバウル寄港後潜水母艦長鯨を護衛/13-9トラック寄港後練習巡洋艦鹿島、長鯨を護衛して横須賀へ航行中.0400トラックの北方154nmで浮上中のアメリカ潜水艦(SS191)スカルピンを砲撃により撃破(後に自沈)し乗員41名を捕虜/19Z作戦部隊主隊に部署/21鹿島等と分離12/1トラック出港後駆逐艦秋雲等と給油艦佐多等を護衛/7船団と分離/7-8パラオ/10-2トラック寄港後戦艦大和、空母翔鶴を護衛/16戌1号輸送部隊に部署/17-20横須賀寄港後大和を護衛中/25トラックの北西約150nmで大和を雷撃したアメリカ潜水艦(SS305)スケートを攻撃/25戌3号輸送部隊第2部隊に部署/25-6トラック寄港後カビエンへ航行中/27輸送延期/28-30トラック寄港後軽巡洋艦能代等とともに

44.1/1.0445カビエン入港.0630独立混成第1連隊の兵員100名と軍需品100uを揚陸中.0827陸上レーダーが機影を探知したため抜錨.0842以降、空母(CV17)バンカー・ヒル、軽空母(CVL27)モントレイからなるアメリカ第37.2任務部隊載機約85機と対空戦闘を行い至近弾と機銃掃射により55ヶ所に破孔が生じ重油庫が浸水、若干名が死傷/2トラック入港後応急修理、機動部隊に復帰/15第4駆逐隊は南東方面部隊に部署/18第4駆逐隊は南東方面部隊襲撃部隊1番隊に部署/19出港後特設給油艦国洋丸を護送して/22-3ラバウル/24カビエンに寄港し第69防空隊を揚陸/25-6マヌスManus島ローレンガウLorengauに収容部隊を揚搭/26-9ラバウル寄港/29ガヴヴ揚搭/30.2/1.0430ラバウル寄港/1水雷長武田善雄中尉(44.5/1大尉)/2.0220ローレンガウ揚搭.1900-/3ラバウル寄港/4トラック入港/15第4駆逐隊は機動部隊に復帰、機関長村田寅機関特務中尉(5/1大尉)/16出港/17-9サイパン寄港/24横須賀入港、横須賀工廠で入渠整備3/1第3艦隊は第1機動艦隊に編入/10第3艦隊は機動部隊に部署/19出港/20四日市/21神戸/22-5横須賀寄港/25第4駆逐隊司令高橋亀四郎(兵49)大佐の司令駆逐艦を継承/26四日市/27-9横須賀寄港/30第4駆逐隊(野分舞風山雲)は舞風に代わって満潮を編入、内海西部出港後駆逐艦初霜雪風とともに空母瑞鳳龍鳳を護衛4/1-3グアム寄港/7呉入港/10第3艦隊は第1機動部隊に部署、司令駆逐艦を満潮に継承/15航海長渡辺勝彦中尉/21徳山出港後内海西部で訓練/26-9呉寄港5/3第3艦隊は機動部隊に部署/8-11佐伯寄港/11第4駆逐隊第2航空戦隊(空母隼鷹飛鷹龍鳳)指揮下に編入/12沖縄中城湾寄港/15第4駆逐隊は機動部隊乙部隊に部署/16-8タウイ・タウイ寄港後第2航空戦隊の出動訓練を支援/19-21タウイ・タウイ寄港後対潜掃討/23-31寄港後第2航空戦隊直衛/31-6/10タウイ・タウイ寄港後大和等を護衛/10渾部隊輸送部隊に部署/12-3.2200ハルマヘラ島バチャン寄港/13渾作戦の中止により原隊復帰/15.1800第1補給部隊と合流/16.1530本隊と合流後マリアナ沖海戦に参加/22-3中城湾寄港/23第4駆逐隊は遊撃部隊に部署/27-7/1ダバオ寄港後第4駆逐隊は戦艦扶桑を護衛/2-8タラカン寄港/10第4駆逐隊第10駆逐隊駆逐艦朝雲を編入/14豊後水道南方で分離/15-30横須賀寄港/31第4駆逐隊(朝雲欠)は父島に揚搭8/1機動部隊第1遊撃部隊に部署8/2-9横須賀寄港後父島経由で/12-5佐世保寄港後第4駆逐隊(朝雲欠)は戦艦榛名を護衛して/19-20カムラン湾/21-5シンガポール寄港時に電探工事を実施/25-10/18.0100リンガ寄港/20朝雲ブルネイ出港後タンカー八紘丸等の護衛に向かったが合同できずに反転.1100ブルネイ入港/21第4駆逐隊(野分欠)は第1遊撃部隊第3部隊(西村艦隊)に部署/22.1530出港後戦艦山城等とスリガオ海峡経由でレイテ島に突入予定で航行中/23.1020バラバック海峡を通過/24.0930アメリカ空母搭載機と交戦.1900第4駆逐隊(朝雲欠)は重巡洋艦最上とともに先行/25.0018アメリカ魚雷艇と交戦後本隊と合流.0202アメリカ魚雷艇と交戦.0320アメリカ第7艦隊第54駆逐隊所属の駆逐艦(DD677)マクダーマット等の発射した魚雷を受けて(10゚25'N/125゚20'E)で小野艦長、村田機関長、武田水雷長、橋本砲術長、渡辺航海長以下全乗員とともに沈没(レイテスリガオ海峡海戦)11/15第4駆逐隊は連合艦隊付属に編入

45.1/10除籍(第4駆逐隊解隊).

信号符字JJAD.

UpDown

海上自衛隊 やまぐも級(前期型)護衛艦

2050st

oa114.0x11.8x(7.9)x3.8m

Dx6/2 26500bhp 27knt

76mmIIx1+1=4 アスロックSUMVIIIx1 ボフォース対潜ロケットIVx1 324mmASTTIIIx(1+1)=6

乗員210

同型艦(3/1966-7)

DD113 やまぐも.114 まきぐも.115 あさぐも.

マルティプル・ディーゼル、アスロックを採用した最初の海上自衛隊護衛艦.

2檣2本煙突遮浪甲板型.

Up---------------------------------Down

海上自衛隊 改やまぐも/あおくも級(後期型)護衛艦

2150st

oa115.0x11.8x(7.9)x4.0m

Dx6/2 26500bhp 28knt

76mmIIx1+1=4 アスロックSUMVIIIx1 ボフォース対潜ロケットIVx1 324mmASTTIIIx(1+1)=6

乗員220

同型艦(3/1972-8)

DD119 あおくも.120 あきぐも.121 ゆうぐも.

JMSDF Yamagumo / Aokumo class escort DDK121 Yugumo & (DDK119>TV3512) Aokumo.

Photo by JMSDF & もりえだ様.

JMSDF Yamagumo / Aokumo class escort (DDK119) Aokumo.Illustrated by Niwatori.

DD121は海上自衛隊初のガス・タービン護衛艦として計画中、オイル・ショックにより変更.

2檣2本煙突遮浪甲板型.

Up---------------------------------Down

護衛艦やまぐも

海上自衛隊A やまぐも級(前期型)護衛艦(1/6)DD113

JMSDF DD(K)113 Yamagumo.Illustrated by Niwatori.

第2次防衛力整備計画による1962計画2000t型甲型護衛艦2201号艦として三井造船玉野事業所で64.3/23起工65.2/27進水66.1/29竣工し護衛艦隊第2護衛隊群に編入

3/19竣工した姉妹艦(DD114)まきぐもと/20第2護衛隊群隷下に第21護衛隊を新編

67.5/4-12護衛艦4、P2V対潜哨戒機、ヘリコプター等40機とともに対潜空母(CVS12)ホーネット等からなるアメリカ部隊と日本海で第5次日米合同対潜訓練(クローズド・ティ)に参加8/29竣工した姉妹艦(DD115)あさぐも第21護衛隊に編入

70VDS搭載

70.5/10あさぐもとともに岸和田入港後大阪湾で陸上自衛隊第3師団主催の体験航海に従事10/19-29九州沖で実施されたミサイル・フリゲート(DLG28)ウェインライト等からなる在日アメリカ海軍との対潜特別訓練に護衛艦あさぐも、(DE211)いすず等とともに参加

71.6/28練習艦(TV3501)かとりともに東京出港後アメリカカナダ方面の遠洋練習航海に従事11/5横須賀帰投(遠航に参加した最初のディーゼル推進自衛艦)

74.9/4護衛艦(DD161)あきづき等とともに伊豆大島東方海面で展示訓練を実施

79.8/25若狭湾で実施された舞鶴地方隊展示訓練にいすず等とともに参加

72.11/25あさぐも第23護衛隊に編入

75.6/20かとりとともに横須賀出港後アメリカカナダ方面の遠洋練習航海に従事11/12横須賀帰投

77.12/1第21護衛隊第3護衛隊群に編入

82.3/27第23護衛隊所属の姉妹艦(DD115)あさぐもを編入

85艦長山田道雄(防大11)

87.2/20第21護衛隊佐世保地方隊に編入

89.8(-90.3)艦長加藤保(防大17)2佐

JMSDF DD(K)113 Yamagumo.Illustrated by Niwatori.

91.6/20姉妹艦(TV3507)まきぐもとともにやまぐも級練習艦(1/4、TV3506)となり第1練習隊に編入され改造の上、呉に配備

93.3/20かとり等とともに江田内出港後内地巡航に従事

94.3/19護衛艦(DD167)ながつき等とともに江田内出港後内地巡航に従事

95.3/21かとり等とともに江田内出港内地巡航に従事8/1練習艦(TV3509)みねぐも、(3510)なつぐもと交代して(TV3507)まきぐもとともに除籍.

Up----------------------------------Down

海上自衛隊 やまぐも級練習艦

2050st

oa114.0x11.8x(7.9)x3.8m

Dx6/2 26500bhp 27knt

76mmIIx1+1=4 アスロックSUMVIIIx1 ボフォース対潜ロケットIVx1 324mmASTTIIIx(1+1)=6

乗員180

同型艦(2/1991変更)

TV3506 やまぐも.3507 まきぐも.3512 あおくも.

やまぐも級護衛艦のアスロック弾庫を改造して実習員用の講堂に変更し、上部指揮所等艦橋の一部を改造したもの.


Since 12 Mar. 2002.

Last up-dated, 24 Feb. 2015.

The Encyclopedia of World ,Modern Warships.

Yamagumo.

Ver.1.15a.

Copyright (c) hush ,2001-15. Allrights Reserved.

Up


動画