Sagiri.狭霧.さぎり.The Naval Data Base:近代世界艦船事典The Encyclopedia of World ,Modern Warships.

Sagiri.　　狭霧.さぎり.

駆逐艦狭霧①　さぎり級巡視艇　巡視艇さぎり(1)　巡視艇さぎり(2)　

2007年3月5日京都市大原､2011年5月20日､奈良県宇陀郡御杖村.

[気象]霧.

thin fog.

大気の温度差によって生じる自然現象.

春立つものを霞､秋立つものを霧と呼ぶ.

秋の季語.

Down

駆逐艦狭霧

Illustrated by Iyapopo.

1927計画特型(一等)駆逐艦として艦艇製造費により建造予定中の日本､第35号級駆逐艦(16/24)第50号駆逐艦を

28.11/23駆逐艦狭霧と命名

浦賀船渠で29.3/28起工12/23進水

30.8/1艤装員長坂野民部(兵38)中佐､艤装員(31.1/31機関長)堀江茂(機28)機関大尉/7艤装員事務所を設置9/5艤装員(31.1/31航海長)井上良雄(兵48)大尉

31.1/31坂野艦長の指揮下に竣工し横須賀鎮守府籍となり姉妹艦朝霧等からなる第8駆逐隊に編入(11/30竣工した姉妹艦暁を編入)され練習駆逐艦､水雷長(-32.12/1)田中正雄(兵50)大尉､砲術長鈴木末七(兵50)大尉､乗員伊藤茂(兵52)中尉､桑原勇(機36)機関中尉

12/1第8駆逐隊より除去され横須賀鎮守府所属､艦長清水他喜雄(兵39)中佐､砲術長尾崎俊春(兵50)大尉､航海長石井汞(兵50)大尉

32.5/19姉妹艦漣と第10駆逐隊を再編し司令栗田健男(兵38)中佐の司令駆逐艦に指定12/1水雷長春山淳(兵50)大尉､航海長(-34.11/1)佐藤祐生(兵52)大尉

33.4/1砲術長岡本衛平(兵54)大尉11/15第10駆逐隊は軽巡洋艦那珂等と第2艦隊隷下に第2水雷戦隊を編制

35.2/28.0318教練参加の目的で有明湾を出港中､姉妹艦敷波が左舷中央部に接触し乗員3名が負傷10/31艦長荘司喜一郎(兵45)少佐11/15第10駆逐隊は横須賀警備戦隊に編入､第2予備駆逐艦

36.4/1練習駆逐艦､砲術長野口豊(兵53)大尉12/1艦長則満宰次(兵46)中佐､航海長小屋増男(兵57)大尉>東徹雄(兵56)大尉､水雷長道木正三(兵57)大尉>(-38.6/1)橋本金松(兵55)大尉

37.7/28第10駆逐隊(狭霧､漣､暁)は軽巡洋艦木曽等と第2艦隊隷下に第4水雷戦隊を再編､航海長(-37.12/1)吉津信一(兵55)大尉9/5第4水雷戦隊は第3艦隊に編入10/20第3艦隊は第4艦隊とともに支那方面艦隊を新編11/5杭州湾上陸戦､華南沿岸作戦､北部フランス領インド=シナ進駐作戦に参加12/1軽巡洋艦木曽等と支那方面艦隊第3艦隊隷下に第4水雷戦隊を編制､艦長山本皓(兵49)少佐､航海長島田武夫(兵59)大尉

38.4/18横須賀帰投/19第4水雷戦隊の解隊により第10駆逐隊は横須賀鎮守府に編入､第3予備駆逐艦6/25山本艦長の病気退艦(/29死去)により艦長小山猛夫(兵46)中佐7/9艦長坪郷悦馬(兵41)少佐10/15艦長磯久研磨(兵48)少佐(11/15中佐)12/15砲術長中尾静夫(兵58)大尉

39.3/15練習駆逐艦11/15第10駆逐隊の解隊により呉鎮守府籍に移籍､第3予備駆逐艦､艦長白浜政七(兵49)中佐､水雷長長倉義春(兵60)大尉､航海長古川為夫(兵60)大尉

40.8/1第1艦隊第3水雷戦隊第20駆逐隊に編入.9北部仏印進駐作戦に参加11/3呉帰投/15艦長杉岡幸七(兵49)中佐､水雷長諸石高(兵63)中尉､航海長月形正気(兵66)中尉

41.4/1砲術長吉野富(予備)大尉>(-41.9/10)安平輔(兵60)大尉9/10航海長小泉申平(兵66)中尉､乗員田中健一(兵67)少尉(10/15中尉､砲術長)/26-8第20駆逐隊司令駆逐艦を夕霧から一時継承

11/5第3水雷戦隊は南方部隊馬来(マレー)部隊に部署/15川内等と第3水雷戦隊を第1艦隊隷下に編制/21柱島出港/23馬来部隊主隊に部署/26-12/4.0620三亜寄港後船団護衛/11-3カムラン湾寄港後軽巡洋艦由良等とともにボルネオ攻略作戦に参加/16-22サラワク､ブルネイに上陸を支援/24.0830ボルネオ､クチン到着後対潜警戒中.2045ジパンク岬の354ﾟ14nmでオランダ潜水艦KXVIの発射した魚雷を後部に受けて約15分間で沈没し121名が死亡､杉岡艦長以下119名を姉妹艦白雲と第3号掃海艇が救出

42.1/15除籍.