Suzutsuki.涼月.すずつき.The Naval Data Base:近代世界艦船事典The Encyclopedia of World ,Modern Warships.

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Suzutsuki.　　涼月.すずつき.

駆逐艦涼月①　巡視艇すずつき(1)　護衛艦すずつき②　

[天文]涼月.

爽やかに澄み切った秋の月.

｢涼｣は｢凉｣とも書かれるが､これは異体字で同音同義である.

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駆逐艦涼月

日本① 秋月級 (I型)駆逐艦(3/12+4+23)

IJN Akidzuki class destroyer.

Illustrated by Iyapopo.

1939海軍軍備充実(④)計画乙型(一等)駆逐艦第106号艦

三菱重工業長崎造船所で41.3/15起工

42.1/20駆逐艦涼月と命名3/4進水9/10艤装員長赤沢次寿雄(兵49)中佐､艤装員(12/29機関長)木村昌男(機41)大尉､

11/1艤装員(12/29水雷長)古川弘(兵69)中尉/5艤装員(12/29航海長)高橋正治予備中尉12/29赤沢中佐の指揮下に姉妹艦初月と同時に竣工し横須賀鎮守府部隊に編入後25mmMGIIIx5の増備工事を実施、砲術長吉沢正元(兵62)大尉､乗員小出俊彦中尉､山崎繁予備中尉､檜垣邦夫(兵70)少尉(43.6/1中尉)､(-43.1/15)宇治木春男軍医少尉

43.1/6機関長(-8/15)林崎武雄(機39)少佐/9横須賀入港/15姉妹艦秋月からなる第3艦隊第10戦隊第61駆逐隊に初月とともに編入され機動部隊に部署､横須賀出港/16日未明､潮岬沖で浮上中のアメリカ潜水艦(SS231)ハドックを発見し初月とともに爆雷攻撃/17内海西部入港後訓練に従事2/1-15呉工廠で機銃を増備3/20呉出港/22初月等とともに佐伯出港後第2航空戦隊(空母隼鷹､飛鷹)等の直衛として/27-9トラック/31-

4/1ラバウルに寄港し航空基地物件を揚陸/3トラック入港5/3第61駆逐隊は前進部隊に部署/15砲術長貞閑敏明(兵69)中尉/17主隊に部署されて出港後戦艦武蔵を護送/22横須賀入港/23第61駆逐隊は機動部隊に部署/25横須賀出港後木更津沖で待機中/29北方作戦の中止により横須賀入港/31出港後空母瑞鶴を護送6/1乗員遠田文彦(機51)中尉､森田直易予備機関少尉/2-6佐世保/19呉入港､入渠/23出渠/26-9第10戦隊司令官大杉守一(兵41)少将の旗艦を軽巡洋艦阿賀野から継承

7/7第61駆逐隊は機動部隊第1部隊に部署/8呉出港後宇品で陸軍南海第4守備隊を収容/10出港/15-9トラック寄港/20機関長原勝(予備)機関少佐､乗員井上洸(兵71)少尉/22陸軍部隊をブカ島に揚陸/23-4ラバウル/26-8トラック/30パラオ寄港後タンカー､日章丸､健洋丸を護送8/3-6トラック寄港後第5戦隊(重巡洋艦妙高､羽黒)を護送/8ラバウルに兵員を揚陸/10トラック入港/25内南洋部隊主隊に部署/26出港後第4艦隊旗艦鹿島を護衛/27-30クェゼリン寄港後アメリカ機動部隊の南鳥島空襲により機動部隊に復帰9/3-18トラック/20-3ブラウン寄港/25-

10/17トラック寄港/19ブラウン入港/20砲術長蓑島達男(兵63)大尉/23出港/26トラック入港11/10乗員宮田惇機関少尉/13被雷損傷した阿賀野救援の目的で緊急出港/15トラック入港11/21第61駆逐隊は支援部隊遊撃部隊に部署/23第61駆逐隊は遊撃部隊遊撃部隊に部署/24出港/26-7ルオット/28-9ブラウン/30-12/3ルオット寄港/5-7トラック寄港後空母瑞鶴､重巡洋艦筑摩を護送/11呉入港/17-21入渠/24宇品出港後初月と赤城丸を護送

44.1/1ウェーキに兵員を揚陸/9呉入港､第61駆逐隊司令駆逐艦を初月から継承/10艦長瀬尾昇(兵51)中佐/13呉出港/15宇品寄港後初月とともに第2次ウェーキ島輸送作戦に従事する赤城丸を護送中/16.0100頃､高知県宿毛湾南方でアメリカ潜水艦(SS187)スタージョンの発射した魚雷を前部と後部に各1本を受けて火薬庫が誘爆し煙突より前方約34mと118番フレームから後方約46mを喪失し第61駆逐隊司令泊満義(兵46)大佐､瀬尾艦長､原機関長､古川水雷長､蓑島砲術長､高橋航海長､井上少尉､森田少尉､第61駆逐隊付友成通泰(兵71)少尉､第10戦隊司令部付塚本純(兵72)少尉候補生以下乗員206と便乗中の独立混成第5連隊兵員89名が死亡後残存船体を初月が宿毛湾に曳航/18電纜敷設艇釣島､特設掃海艇第6玉丸に支援されて呉入港/19呉工廠で喪失部を新造して修理(25mmMGx10を増備)

4/15機関長金子定吉(機44)大尉5/10機関長桑原堅志(機45)大尉6/1乗員本田弘予備機関中尉/20航海長(-45.7/15欠員)吉岡欽一郎予備大尉/25水雷長沢岡信男(兵68)大尉､乗員白川潔(兵72)少尉

7/7第61駆逐隊司令兼艦長天野重隆(兵47)大佐/10艦長杉谷長秀(兵51)中佐(10/15大佐)/15因島回航後入渠整備8/1第61駆逐隊は機動部隊第2遊撃部隊に部署/3直線艦首と角型艦橋に改正された状態で工事完了後瀬戸内海で訓練9/1乗員芹沢嘉幸(兵73)少尉/5乗員植田太郎予備少尉(防空)/15乗員(-45.1/10欠員)梶田太郎予備少尉(防空)/28呉入港

10/7-12呉工廠で入渠整備/13出港/14機動部隊本隊に部署/16大分で姉妹艦若月と航空基地員､物件を搭載して基隆へ航行中.2210都井岬沖(31ﾟ29'N/131ﾟ54'E)でアメリカ潜水艦(SS321)ベスゴの発射した魚雷を艦首部と1番砲塔下(不発､第1弾薬庫浸水)に受けて18番フレームから前方の艦首部を喪失､右舷主機が故障し乗員2名が死亡後大分に輸送人員､物件を揚陸/19呉入港後呉工廠で修理11/11工事完了/12出港/15第61駆逐隊の解隊により姉妹艦冬月､霜月からなる第2水雷戦隊第41駆逐隊に編入/19-21呉寄港/24内海西部出港後空母隼鷹を護送/30-12/1マニラ寄港後隼鷹を護送/3馬公入港/5第1遊撃部隊に部署､乗員石渡譲機関大尉>(-45.5/1欠員)古前英雄機関中尉/6.0400出港後戦艦榛名等を護送/9.0130隼鷹を雷撃したアメリカ潜水艦(SS395)レッドフィッシュを冬月とともに2時間に渡り爆雷攻撃後隼鷹を護衛して佐世保入港/11出港後榛名を護衛して/12関門海峡経由で呉入港後内海西部で訓練に従事/25乗員牛島陽太郎予備少尉(艦艇)､森田賢治予備少尉(防空)/28出港/28-

45.1/4佐世保/29-31大分寄港2/10乗員(-5/20)向原誠也機関少尉/12呉入港/20機関長(-5/20欠員)原田周三(機48)大尉､水雷長(-4/25)岩越朴雄(兵71)大尉3/10艦長(-5/18欠員)平山敏夫(兵55)中佐/18呉出港/19呉空襲時に交戦

4/5第2水雷戦隊は海上特攻隊に部署/6第1遊撃部隊第2部隊に部署.1520戦艦大和等と徳山出港/7.1308坊ノ岬沖海戦でアメリカ第58任務部隊空母搭載機の攻撃を受けて前部に爆弾1発が命中､艦尾至近距離に1発を受けて57名が死亡34名が負傷し艦橋より前部が半没状態で/8.1420佐世保に後進で自力回航.1830第7船渠に入渠し排水作業中､艦首が全没/20第2水雷戦隊の解隊により第41駆逐隊は第31戦隊に編入/27砲術長倉橋友二郎(兵65)大尉転任

5/5佐世保工廠で第1､2砲塔､MGを撤去した状態で応急修理が完了後年度内に本格修理を実施しないことが決定/15乗員太田順予備少尉(艦艇)5/15第41駆逐隊より除去6/1第41駆逐隊(司令吉田正義大佐)は第31戦隊に編入/10佐世保西部相浦Ainouraのえびす湾に係留され防空砲台として使用7/5第4予備艦となり陸上より給電8/15敗戦時､佐世保で未修理状態のまま残存11/20除籍

WW2後駆逐艦冬月､柳とともに福岡県北九州市若松港の防波堤に船体を流用.