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Matsukaze.  松風.まつかぜ.

駆逐艦松風@ 駆逐艦松風A 巡視艇まつかぜ(1) 巡視艇まつかぜ(2) まつかぜ 巡視艇まつかぜ(3) 

松風.

[気象]マツに吹く風.

「源氏物語」第18帖の巻名にあり、これは「身を変へて一人帰れる山里に聞きしに似たる松風ぞ吹く」という明石の尼君の詠んだ歌に由来する.

能や筝曲の題名にも「松風」があるが、これは須磨に流された在原行平と海女の松風、村雨の物語を観阿弥が脚色し世阿弥が改作したとされる能が起源で、「百人一首」にも収録された行平の「立ち別れいなばの山の峰に生ふるまつとし聞かば今帰り来む」を背景に使用している.

茶の湯で、茶釜の湯が煮え立ぎる音を松風あるいは松籟Shouraiと称する.

西日本旅客鉄道の大阪駅・新大阪=博多間の特急まつかぜ1・4号の米子=博多間は1985特急いそかぜとなった.

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駆逐艦松風

日本@ 改春雨/神風級駆逐艦(7/32)

IJN Kamikaze class destroyer. Illustrated by SUDO.

1904計画第7号駆逐艦

05.2/15駆逐艦松風と命名され長崎三菱造船所で9/25起工

06.12/23進水

07.2/9兼野分艦長横尾尚(兵23)少佐

3/15竣工し佐世保鎮守府籍

/20姉妹艦白雪等からなる佐世保鎮守府第9駆逐隊に編入4/5艦長園田繁喜(兵28)大尉

09.2/20兼白妙艦長春日正量(兵28)大尉7/30兼白妙艦長黒田勇吉(兵28)大尉12/1艦長園田義治(兵30)大尉

10.4/20(-11.4/1)乗員三井清三郎(兵34)中尉

11.5/23艦長園田信正(兵28)大尉(>少佐)

12.8/28三等駆逐艦

13.1/7乗員上妻敬三郎(兵33)大尉転任12/1艦長前田数馬(兵29)大尉、(-14.3/23)乗員山本順平(兵38)中尉

14.3/23(-15.3/17)乗員藤田類太郎(兵38)中尉8/31(-12/1)乗員日尾清(機19)機関中尉

15.12/13乗員(-16.12/1)中島寅彦(兵39)中尉

16.12/1艦長緒方末記(兵32)大尉>兼白雪艦長太田増右衛門(兵34)大尉、(-17.6/1)乗員小林義治(機22)機関中尉

17.3/1艦長石井先知(兵34)大尉12/1第9駆逐隊(駆逐艦白雪野分松風)は装甲巡洋艦阿蘇等と第3艦隊隷下に第3水雷戦隊を編成、乗員長尾惣助(兵36)大尉転任

18.4/1第9駆逐隊第25駆逐隊と改称12/1艦長川村久右衛門(兵36)大尉7/15乗員(-12/1)森田貫一(機23)機関中尉12/1乗員松本健(兵39)中尉転任

19.4/1第25駆逐隊第29駆逐隊と改称5/26(-12/1)乗員武田勇(兵43)中尉8/9第29駆逐隊は巡洋艦須磨等と第1遣外艦隊を新編12/1乗員(-20.1/30)岡田次作(兵42)中尉、(-22.1/1)浅野新平(兵45)少尉(20.12/1中尉)

20.2/10兼艦長鈴木清(兵35)大尉3/15艦長工藤泉介(兵37)大尉6/1乗員(-11/1)森武夫(機25)機関中尉11/12艦長奥信一(兵38)大尉12/1(-21.12/1)乗員佐藤康夫(兵44)中尉

21.12/1(22.4/20兼野分)艦長佐藤慶蔵(兵38)大尉

22.7/20(-12/1兼野分)艦長山上誠一(兵38)大尉

23.1/20(3/1兼-11/1欠員)艦長遠藤昌(兵37)大尉12/1第29駆逐隊解隊

24.4/1除籍.

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駆逐艦松風

IJN Kamikaze class destroyer. Illustrated by Iyapopo.

1920計画(一等)駆逐艦として舞鶴工廠で24.4/5竣工し横須賀鎮守府籍となり姉妹艦第9(号)駆逐艦(旗風)等と第5駆逐隊を再編/24第7号駆逐艦と改名された日本、第1(号)駆逐艦級(一等)駆逐艦(4/9+18)第7駆逐艦

28.8/1神風級駆逐艦(4/9)松風Aと改名

11/1兼朝風機関長北野通俊(機27)機関大尉>松崎正康(機30)機関大尉12/10(-29.1/15)艦長村瀬頼治(兵38)少佐、水雷長安田蓊(兵49)大尉転任、砲術長田中英一(兵50)大尉

29.1/15予備艦11/1艦長伊藤皎(兵39)少佐、(-31.12/1)機関長小林省三(機30)機関大尉/30大湊要港部に編入、水雷長高橋亀四郎(兵49)大尉

30.12/1第5駆逐隊は軽巡洋艦川内等と第1艦隊隷下に第1水雷戦隊を編成、艦長崎山釈夫(兵42)少佐、砲術長山内英一(兵51)大尉>(-31.12/1)樋口貞治(兵51)大尉

31.12/1横須賀鎮守府予備駆逐艦、(-32.9/15)兼春風艦長手束五郎(兵40)少佐、水雷長後藤直秀(兵51)大尉、兼春風機関長国末辰志(機31)機関大尉

32.12/1第5駆逐隊司令兼艦長中田操(兵37)中佐>五藤存知(兵38)中佐

33.5/20艦長松村翠(兵48)少佐11/1航海長妹尾俊生(兵52)大尉/15第5駆逐隊は軽巡洋艦川内等と第1艦隊隷下に第1水雷戦隊を編成、艦長有賀幸作(兵45)少佐

34.11/1艦長白浜政七(兵49)少佐/15第5駆逐隊は空母龍驤等と第1航空戦隊第1艦隊隷下に編制、水雷長林利作(兵50)大尉転任

35.10/31艦長古川文次(兵49)少佐

36.12/1第5駆逐隊は横須賀鎮守府部隊に編入、艦長白石長義(兵49)少佐

37.1/7第5駆逐隊は馬公要港部に編入7/29第5駆逐隊は南支部隊監視部隊に部署11/15(12/15?-38.1/2兼旗風)艦長古閑孫太郎(兵49)少佐12/1第5駆逐隊は横須賀鎮守府所属に編入、砲術長井川政一(兵60)中尉転任、水雷長小泉四郎(兵57)大尉転任、航海長佐伯卓夫(兵59)中尉転任/9予備艦

38.11/15姉妹艦朝風と横須賀鎮守府隷下に第45駆逐隊を編制12/1艦長中俣勇(兵50)少佐/15第45駆逐隊は馬公要港部に編入

39.5/15水雷長中村直三(兵62)中尉11/15砲術長佐藤朴(兵59)大尉転任

40.1/6艦長原口f(兵51)少佐10/15艦長上杉義男(兵50)少佐、機関長佐々満機関特務中尉、水雷長石戸勇(兵60)大尉>橋本強(兵65)中尉11/1乗員井村行雄(兵66)少尉(/15中尉、航海長)/15第45駆逐隊の解隊により支那方面艦隊第2遣支艦隊第5水雷戦隊第5駆逐隊に編入、砲術長長藤季久土(兵63)大尉、航海長佐々木千代人(兵64)中尉が転出

41.4/10第5水雷戦隊は連合艦隊第3艦隊に編入

9/10水雷長田中滋穂(兵66)中尉(42.5/1大尉)、砲術長大波亮特務中尉(43.6/1大尉)、航海長右田至誠予備中尉

10/1艦長桑原新兵衛(兵57)大尉(/15少佐)11/5第5水雷戦隊は南方部隊比島(フィリピン)部隊に部署/23主隊に部署/26第5水雷戦隊は寺島水道出港/29馬公入港12/2朝風とともに主隊と合同/7.2000出港後第16戦隊直衛/10未明、ビガンの西方約120nmに到達.1304飛行艇5機の爆撃により北西に退避/14-5馬公寄港後軽巡洋艦名取を護衛/15高雄入港/17比島部隊第1護衛隊に部署/18出港後船団護衛/22.0110リンガエン湾到達後上陸を支援/25馬来部隊護衛隊第2護衛隊に部署/26.1830出港後第7戦隊を護衛/28-31.0800馬公寄港後船団護衛

42.1/8.2100マレー半島シンゴラSingora入港後上陸を支援/12南方部隊蘭印部隊西方攻略部隊第3護衛隊に部署/18-21馬公寄港2/1第5駆逐隊は第3護衛隊第1嚮導隊に部署/6高雄出港後朝風第5駆逐隊第2小隊として第4船隊8隻を護送/10-8カムラン湾寄港後第3船隊を護送/26バタヴィアの北東215nmに到達/27蘭印部隊バタヴィア攻略部隊に部署、連合国艦艇の出現により船団を護衛して北上/28船団と分離後カリマタ海峡で第4航空戦隊(空母龍驤)と合流/2駆逐艦汐風とともにビリトン島の南方約80nmでオランダ砲艦を撃沈(該当艦なし)3/5-10ジャワ島パンタム湾寄港/10第5水雷戦隊の解隊により第5駆逐隊第1南遣艦隊付属に編入され南方部隊馬来部隊第2護衛隊に部署/13春風とともにシンガポール入港/19出港後朝風とともにビルマ攻略船団を護衛/25ラングーン寄港後シンガポールに回航

4/10第5水雷戦隊の解隊により練習巡洋艦香椎等とともに南西方面艦隊隷下に第1南遣艦隊を編制し第5駆逐隊は南方部隊馬来部隊主隊に部署/13シンガポール出港後朝風とともにラングーンに船団を護送5/15艦長滝川孝司(兵59)大尉(11/1少佐)/16第5駆逐隊司令野間口兼知(兵48)中佐の司令駆逐艦を春風から継承/20南方部隊を南西方面部隊と改称

43.2/25第5駆逐隊の解隊により第1海上護衛隊に編入

7/9駆逐艦三日月等とともにコロンバンガラ島ヴィラに揚搭/12コロンバンガラ島輸送の目的で駆逐艦皐月等とブーゲンヴィル島ブインを出港/13コロンバンガラ島沖海戦に参加/17連合軍機によるショートランド空襲ブーゲンヴィル島ブイン沖(06゚50'S/155゚47'E)で遭遇し駆逐艦初雪等とともに爆撃を受けて小破

10/6-7第2次ヴェラ・ラヴェラVella Lavella沖海戦で駆逐艦秋雲等とともに参加11/2艦長堀江弘(兵59)少佐

44.1/18艦長角野鉄男(兵62相当)大尉(5/1少佐)/24駆逐艦文月とともにニュー・ブリテン島北岸のカヴヴQavuvuへ兵員を輸送/31.0000ラバウル出港後文月とともに日本海丸等からなる2312船団をトラックに護送中、アドミラルティー諸島ロス・ネグロスLos Negros島沖で空襲により文月が損傷2/6トラック入港/17アメリカ第58任務部隊(スプルーアンス中将)空母搭載機によるトラック空襲により損傷し亀山二郎(兵71)少尉等が負傷後標的艦波勝とともに文月の救援作業に従事したが空襲により退避、負傷者を天応丸に移して出港/19-23サイパン/25父島入港/29出港3/1横須賀入港後入渠修理

4/1秋風とともに第30駆逐隊に編入

6/9父島の北西沖(26゚59'N/143゚13'E)でアメリカ潜水艦(SS191)スウォードフィッシュの発射した魚雷を受けて沈没し第3護衛船団司令官門前鼎(兵42)少将、角野艦長以下が死亡8/10除籍.

信号符字JXQA.

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巡視艇まつかぜ

海上保安庁(1) はるかぜ級巡視艇(3/10)CL18

1959計画15m型巡視艇として横浜ヨット工作所で姉妹艇(CL19)いわかぜとともに60.2/15竣工し第6管区海上保安部玉野海上保安部に配属

75.2/24宇和島海上保安部で解役.

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巡視艇まつかぜ

海上保安庁(2) ちよかぜ級巡視艇(95/109)CL142

1974計画15m型鋼製巡視艇として墨田川造船(東京)で8/24姉妹艇(CL141)いわかぜ等と同時に起工12/25進水75.1/20竣工し第6管区海上保安部松山海上保安部に配属

83.11/25竣工し松山海上保安部に編入された巡視艇(CL253)いよざくらと交代して/9解役された巡視艇(CL47)くにかぜの代艇として広島海上保安部岩国海上保安署に編入

94以降に解役.

姉妹艇(CL141)いわかぜと同時建造.

艇名は、最初の配属先である松山海上保安部にちなんだものと思われる.

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まつかぜ

1992.5進水2001.5/14江崎汽船に売却04.3/13水俣高速船に移籍06.8/31牛深=水俣航路の廃止により12/8松阪市に\1.45億で売却された高速船うみたかを

/15まつかぜと改名/20松阪ベルライン(松阪高速船=江崎汽船)に無償貸与され予備船として就航

09.8/31津エアポート・ライン(両備運輸)に移籍し予備船として運航.

2009年12月16日津市なぎさまちにて.

船名は松阪市+風の合成で、松阪市は1588蒲生氏郷が松坂城を築き、その後紀伊徳川家領を経て三重県松阪市となった.

1889町制時に松坂を松阪に変更.

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巡視艇まつかぜ

海上保安庁(3) すずかぜ級(幅広型)巡視艇(153/161)CL163

2008第1次補正計画20m型巡視艇として墨田川造船で09.11/25竣工し/24第7管区海上保安部若松海上保安部に配属されもくれんと改名した巡視艇(CL99)おきかぜと交代して唐津海上保安部に配属

17在籍.

唐津が日本5大松原の1つ、虹の松原で有名なことから命名されたものと思われる.


Since 25 Mar. 2014.

Last up-dated, 27 Jan. 2017.

The Encyclopedia of World ,Modern Warships.

Matsukaze.

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