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Urakaze.  浦風.うらかぜ.

浦風級一等駆逐艦 駆逐艦浦風@ 駆逐艦浦風A 巡視艇うらかぜ(1) 護衛艦うらかぜ(架空) 

[気象]浦風.

に吹く風.

浦は入江、海岸、海辺等を意味する語で、和歌では裏、心の掛詞として使用された.

これは、表に対する裏の意味で、心を「うら」と言い、うらぎり、うらめしい、うらやましい、うらなう等の語も心+切り、滅しい、疚しい、綯うからなっている.

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日本 浦風級一等駆逐艦

(計画値)

1000t

oa87.6x8.5x2.4m

T(ブラウン・カーティス)x2+D(MAN)/2 28knt

安式120/40mmIx1+0=1 76.2mmIx(2+2)=4 533mmTTIVx2=4

同型艦(1+1/1915)

浦風.(江風>イントレピード>オーダチェ>TA20).

German TA20 class destroyer TA20(exAudach, exKawakaze).

技術導入の目的でイギリスに発注されたタービン・ディーゼル併用駆逐艦(フルカン式流体継手を使用)であったが1914WW1の勃発によりドイツから巡航ディーゼルの導入が不可能となり、そのスペースを重油タンクとして再設計(810s907nt oa87.6x8.4x2.4m Tx2/2 ヤーロー式重油専焼缶x3 22000shp 30knt)、2番艦江風はWW1の勃発により建造中にイタリアに譲渡.

全缶を重油専焼とし533mmTT、電動油圧式舵取装置を採用した最初の日本艦で、海外で建造された最後の駆逐艦.

2檣2本煙突船首楼型.

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駆逐艦浦風

日本@ 浦風級一等駆逐艦(1/1+1)

IJN Urakaze class destroyer. Illustrated by SUDO.

A・ヤーロー/スコッツタウン(グラスゴー)造船所で1913.10/1起工

14WW1の勃発によりMAN社製巡航ディーゼル搭載の原計画を変更し重油タンクに改正(810s907nt 22000shp 30knt)12/1艦政本部艤装員(15.2/5兼乗員9/14-16.9/12乗員)森本丞(兵35)大尉

15.1/21艦政本部艤装員(/23艤装員2/5-12/13乗員)市川大治郎(兵33)大尉、(2/5乗員兼艦政本部艤装員9/14-16.6/1乗員)在塚喜友(機14)機関大尉2/5(>艦政本部艤装員)兼艦長山崎正策(兵27)中佐、(>艦政本部艤装員)兼乗員中田操(兵37)中尉、富田貴一(兵38)中尉、乗員(-12/13)伏島忠雄(06sgk)大軍医/16進水7/27公試で30.24kntを記録

9/14山崎艦長の指揮下に竣工しスエズ運河経由で回航中

10/22暴風雨により32-3゚に達する傾斜を記録しマストを折損/27横須賀に到着し横須賀鎮守府籍に入籍後TTを搭載(別途舶送?)12/1駆逐艦海風等からなる第16駆逐隊に編入/13第16駆逐隊第2艦隊第2水雷戦隊に編入、乗員(-16.3/23)山口実(兵36)大尉

16.6/8艦長野村与一(兵30)少佐8/19乗員本多敬太郎(機13)機関大尉12/1艦長大島衛義(兵30)少佐、乗員吉本彦次郎(機13)機関少佐、浮田英彦(兵37)大尉

17.4/1第16駆逐隊編成より除去、乗員醍醐忠重(兵40)中尉6/1乗員小槻貞三(兵37)大尉12/1艦長兼水雷学校教官高木平次(兵31)少佐、乗員山本政平(兵35)大尉>小松輝久(兵37)大尉、横尾道春(機15)機関大尉>(-18.11/12)大野薫(機20)機関大尉

18.12/1艦長(19.4/1艦長心得兼水雷学校教官)岩城茂身(兵33)少佐、乗員(-19.4/21)福吉保夫(兵42)中尉

19.4/1(乗員>)機関長大村芳綱(機20)機関大尉7/10乗員(-20.7/5)福井信立(17cg)中軍医(9/23軍医中尉12/1軍医大尉)9/8艦長心得兼水雷学校教官田尻敏郎(兵33)少佐12/1艦長心得中村有年(兵31)少佐、砲術長野末信次郎(兵38)大尉>藍原有孝(兵38)大尉

20.7/1艦長心得兼水雷学校教官江口喜八(兵33)少佐12/1艦長心得兼水雷学校教官山下兼満(兵33)少佐、航海長浜田義一(兵38)大尉、砲術長東郷実(兵40)大尉、(-21.4/20)機関長兼機関学校教官上田儀右衛門(機20)機関大尉

21.4/1水雷長(/30-11/3航海長)兼水雷学校教官佐藤源蔵(兵40)大尉/20機関長兼機関学校教官(-12/1)大野董(機20)機関大尉6/23気球曳航実験を実施し最大25knt(合成風速20m/s)まで実施9/10水雷長(-23.1/20)佐藤俊美(兵41)大尉11/1水雷長兼水雷学校教官(-22.7/20)上野正雄(兵40)大尉/10砲術長(-22.12/1)清水巌(兵39)大尉/20乗員(-22.7/31)都富亭(19sg)軍医少尉(12/1軍医中尉)12/1艦長兼水雷学校教官北川清(兵33)中佐、航海長(-22.7/20)渡辺清七(兵42)大尉

22.4/8機関長近藤暁(機19)大尉8/10艦長心得渋谷荘司(兵34)少佐11/10艦長心得(12/1兼水雷学校教官)倉田七郎(兵34)少佐、機関長西海賢治(機20)機関大尉12/1水雷長兼水雷学校教官(-23.6/11)久宗米次郎(兵41)大尉、航海長(-23.6/30)辻正保(兵42)大尉、砲術長田中菊松(兵43)大尉、乗員(-23.3/10)瀬屑英一(21gc)軍医中尉

23.3/1砲術長(-8/20欠員)小暮軍治(兵41)大尉6/1艦長心得郷田喜一郎(兵35)少佐

24以降、長江に派遣され大陸方面で警備艦として使用4/10航海長心得山田周枝(兵48)中尉12/1艦長柏木英(兵36)少佐、航海長後藤博夫(兵46)大尉

25.5/1水雷長村山尚志(兵44)大尉>矢野志加三(兵43)大尉6/1水雷長森田山楽(兵47)中尉(12/1大尉、砲術長)12/1艦長五藤存知(兵38)少佐

26.5/1砲術長(-11/1)友成潔(兵49)中尉6/15伊豆諸島近海(33゚57'N/138゚57'E)で遭難したイギリス船シティ・オヴ・ネープルスの救難作業に一等海防艦春日とともに従事7/1水雷長宮坂義登(兵47)大尉転任(欠員)11/1水雷長溝口征(兵45)大尉、航海長有村不二(兵47)大尉

27.12/1巡洋艦矢矧等と第1遣外艦隊を編制、艦長栗田健男(兵38)中佐、水雷長遠藤滋(兵48)大尉、航海長大石保(兵48)大尉

28.4/1乗員広川済(26gc)軍医中尉(12/10軍医大尉-29.3/15)12/10矢矧等と第1遣外艦隊を編制、艦長西村祥治(兵39)少佐、砲術長大石新一(兵49)大尉>渡辺謙次郎(兵49)大尉、水雷長斎藤忠康(兵50)大尉、航海長堀義房(兵50)大尉、機関長河野久夫(機30)機関大尉

29.11/1艦長畠山耕一郎(兵39)少佐(/30中佐)/15航海長(-30.11/1)真田雄二(兵50)大尉/30平戸等と第1遣外艦隊を編制、水雷長和田雄四郎(兵51)大尉

30.8/29水雷長藤田勇(兵50)大尉11/1艦長浜屋七平(兵39)少佐(31.12/1中佐)12/1平戸等と第1遣外艦隊を編制、砲術長杉岡幸七(兵49)大尉、機関長安田忠吉(機32)機関大尉

31.11/14乗員加藤五郎(29gc)軍医中尉>加藤正明(30gc)軍医中尉

32.1/11艦長江口松郎(兵40)少佐11/15艦長富沢不二彦(兵41)少佐

33.11/1水雷長牧野担(兵51)大尉>豊嶋俊一(兵51)大尉

34.1/15砲術長土橋豪実(兵50)大尉4/20艦長福吉保夫(兵42)中佐10/22航海長前田実穂(兵56)中尉>金井博(兵55)大尉11/15機関長坂内六郎(機32)機関大尉転任

35.1/15艦長渓口豪介(兵41)中佐、砲術長鈴木正明(兵48)大尉>土橋豪実(兵50)大尉、機関長斎藤明(機33)機関大尉転任

35.10/31艦長牟田口格郎(兵44)少佐(11/15中佐)

36.5横須賀帰着6/15水雷長林幸市(兵51)大尉転任7/1除籍後横須賀に係留され海兵団練習船として春日とともに使用

45.7/18アメリカ機の爆撃を受け浸水着底

48.9/9解体.

1000tを超過しなかった唯一の一等駆逐艦で、海外で竣工した最後の日本海軍艦艇.

1917以降、中立国経由で運ばれた巡航ディーゼルは運送艦剣崎に転用.

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駆逐艦浦風

日本A 陽炎級駆逐艦(11/18)

IJN Kagerou class destroyer.Illustrated by Iyapopo.

1937海軍補充(B)計画甲型(一等)駆逐艦27号艦

37予算により藤永田造船所で39.4/11起工11/6駆逐艦浦風と命名

40.4/19進水、艤装員(12/15機関長)五木田丑松(機36)機関少佐9/16艤装員長白石長義(兵49)中佐10/15艤装員(12/15-42.4/1水雷長)吉永源(兵61)大尉11/1艤装員(砲術長)桑原円(兵63)中尉(11/15大尉)、阿保正直(兵65)中尉(10/15大尉12/15航海長42.4/1水雷長)、(12/15乗員)宮崎将予備少尉12/10乗員(-/15)中村雄(38gc)軍医大尉、(-/15)坂口喬樹主計中尉

/15姉妹艦時津風と同時に白石艦長の指揮下に竣工し呉鎮守府籍となり姉妹艦磯風第17駆逐隊を新編

41.1/31第17駆逐隊司令杉浦嘉十(兵46)大佐の司令駆逐艦を磯風から一時継承、同日復帰2/15乗員(-9/20)山領重明(兵67)少尉/28馬公寄港3/9-11サン・ジャック沖で警戒/11南支部隊C3号作戦護衛艦隊に部署

5/1第1航空艦隊第1航空戦隊に編入、姉妹艦谷風第17駆逐隊に編入/25-8杉浦第17駆逐隊司令の司令駆逐艦を谷風から一時継承6/30竣工した姉妹艦浜風第17駆逐隊に編入

7/18第17駆逐隊第1艦隊第1水雷戦隊に編入9/1砲術長田島信俊(兵63)大尉/5機関長吉岡寅光機関特務中尉(42.11/1大尉)/20乗員高橋武雄(兵68)少尉(42.3/16中尉4/1航海長)

11/5機動部隊に部署/15第17駆逐隊(磯風浦風谷風浜風)は呉出港/18軽巡洋艦阿武隈等からなる第1水雷戦隊に所属して佐伯出港/22単冠湾入港/23機動部隊警戒隊に部署/26出港

12/8空母赤城等からなる機動部隊に所属して真珠湾攻撃に参加/9第1補給隊と補給中、荒天により死傷者が発生/16南洋部隊ウ攻略部隊増援部隊に部署/20第2次ウェーク島攻略作戦/29-

42.1/5呉寄港/9広島湾出港/14.0830トラック入港/16第17駆逐隊は機動部隊警戒隊に部署/17.0730出港/20-4ラバウル攻略作戦を支援/27-

2/1.1100トラック寄港後マーシャル諸島を空襲したアメリカ空母を赤城等と追跡中/3.0305作戦中止、反転/8-15.1400パラオ寄港/19ダーウィン空襲を支援後ジャワ南方機動作戦に参加中

3/4.2040(12゚40'S/108゚01'E)で炎上中のオランダ貨物船エンガノEnggano(6364T)を重巡洋艦筑摩とともに砲撃により撃沈/11スターリング湾入港/19第17駆逐隊は機動部隊警戒隊に部署/26出港

4/1乗員小畑芳雄少尉/5コロンボ空襲/9トリンコマリー空襲を支援/10第17駆逐隊は軽巡洋艦長良等と第1航空艦隊隷下に第10戦隊を新編/22横須賀帰投

6/5-6ミッドウェー海戦に参加

8/5外南洋部隊に編入/10砲術長井上龍昇(兵68)中尉

9/8艦長岩上次一(兵50)中佐/10航海長小沢孝(予40)予備中尉(43.11/1大尉)

11/1機関長妹尾好大尉/15水雷長小山大六(兵67)中尉(43.6/1大尉)、航海長貞広豊予備中尉転任

43.1/5ラバウル出港後第17駆逐隊(谷風浜風磯風)、第4駆逐隊駆逐艦舞風とともに81号船団を護送して/7ラエ寄港/10ラバウル入港2/10第10戦隊司令官小柳冨次(兵42)少将の旗艦を駆逐艦風雲から継承/17ウエワク寄港後被雷により大破した駆逐艦春雨を駆逐艦天津風とともに曳航/15砲術長村山芳文(兵69)中尉(44.3/15大尉)/23トラック入港

8/10水雷長石榑信敏(兵68)中尉(11/1大尉)/20艦長吉田正一(兵52)中佐

11/3丁4号輸送作戦に従事中、アメリカ陸軍航空隊B24爆撃機の攻撃を受けて損傷/11アメリカ第50任務部隊第3群による第2次ラバウル空襲により小破.1300ラバウル出港後被雷損傷した阿賀野を護衛中/12.0700頃、カビエンの北北西250nmで被雷した阿賀野から第10戦隊司令官大杉守一(兵41)少将の旗艦を継承

44.3/29パラオ沖で戦艦武蔵を雷撃してきたアメリカ潜水艦(SS282)タニイ磯風とともに攻撃

4/1航海長山崎敏予備中尉(5/1大尉)/20砲術長松山六郎(兵70)中尉(5/1大尉)

5/15艦長横田保輝(兵59)少佐6/7タウイ・タウイ島近海(04゚43'N/120゚03'E)でアメリカ潜水艦(SS257)ハーダーの発射した魚雷を受けて爆沈した駆逐艦早波の乗員45名を救出/9タウイ・タウイ島西方で潜水艦の雷撃を受けて沈没した谷風乗員126名を救出6/19マリアナ沖海戦に参加

7/1水雷長高橋完爾(兵70)大尉9/19-23呉寄港後戦艦山城扶桑磯風等とともに護送

10/22レイテサマール島沖海戦に参加.11司令駆逐艦を雪風に継承/16ブルネイ出港後戦艦大和等を護送中/21未明、基隆の北方70nmで戦艦金剛とともにアメリカ潜水艦(SS315)シーライオンの発射した魚雷を受けて沈没し第17駆逐隊司令谷井保(兵50)大佐、横田艦長、妹尾機関長、高橋水雷長、松山砲術長、山崎航海長以下乗員228名全員が死亡

45.1/10除籍.

信号符字JJQDorJZJA.

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巡視艇うらかぜ

海上保安庁(1) ちよかぜ級巡視艇(8/109)CL51

1969計画15m型鋼製巡視艇

石原造船所高砂工場で7/16起工11/1進水/15竣工し第1管区海上保安部釧路海上保安部に配属

92.3/9竣工し釧路海上保安部に配属された巡視艇(CL12)あさかぜと交代して2/20解役.

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護衛艦うらかぜ

1999刊行された小説「亡国のイージス」に登場するたちかぜ級ミサイル護衛艦の架空の4番艦で2005映画化に際してはむらさめ級護衛艦(DD107)いかづちが撮影に使用された.


Since 1 Sep. 2002.

Last up-dated, 21 Feb. 2024.

The Encyclopedia of World ,Modern Warships.

Urakaze.

Ver.1.24a.

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